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25 August

第89回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(4)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第89回「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(4)-

 通常、会社を設立して10年も経てば、必ずと言っていいほど資金的なリスクがあると言われています。この修羅場をくぐってこそ、経営者としての本当の実力が試されるわけです。なかでも技術系や営業系の社長は、財務に疎い場合が多く、専門家を招聘した場合でも、その専門家の意見が理解できるところまでは勉強しなくてはなりません。

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 私はかつて総合商社で働いていて、そこで得たノウハウや知識・経験も使って、幸福の科学をつくりました。

しかし、前述したように、「何兆円もの売上があって、利益はほんの少ししかない」というような仕事は、私はあまり受け入れていませんでした。私がいた商社は、バブリーな、派手なお金の使い方をしてお金を残さず、経費が大きくなっていくところだったので、一九九〇年代のバブル潰しの時代、銀行が潰れていくのと同時に経営危機が来て、現在は、つながりのあったトヨタ系の商社と合体して生き延びています。

バブリーなやり方で経費を使いすぎていましたし、今、私たちが政府を批判していることと同じようなことが言えて、「宵越しの金は持たない」というようなところもありました。いい格好をしていたわけです。

しかし、私の考えはそうではありませんでした。個人的に貯金をつくっていくタイプの人間だったのです。やはり、「お金を儲ける力」と「『要らないものは要らない。無駄なものは買わない』という力」と、両方が必要であると思うのです。したがって、「使うべきときには使わなければいけない。消費するときには消費しなければいけない。しかし、セーブするときにはセーブしなければいけない。貯めるものは貯めなければいけない」という考え方を持っていない人で、億万長者になれた人はいないのではないかと思います。

※以上『富の創造法』より抜粋
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 企業の経営についても、基本的には家計と同じです。そして、会社の経営者が自殺する場合、原因は、たいてい資金繰りです。会社の社長のなかで数が多いのは、やはり技術者でしょう。技術者が会社を起こし、社長をやっている場合が多いのです。ところが、そういう人は、資金繰りについて、あまり分かっていません。

資金繰りについては、追い詰められる前に勉強しなくてはいけないのです。書店へ行くと、資金繰りに関する本はたくさん出ています。「大学で学んでいないから、読んでも、よく分からない」と思うかもしれませんが、難しい学問的な本でなくてよいのです。

「苦手だ」と思って避けてきていた人は、これをやることです。経営者は、資金繰りの勉強をしておけば、自殺しないで済むこともあるのです。

※以上『幸福へのヒント』より抜粋
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