お盆の起源と幸福の科学の供養について
お盆の起源について
日本では、お盆に供養を行うことは馴染みのある行事ですが、お盆の起源はどこからきているのでしょうか。
ここでは、大川隆法総裁の「仏説・願文『先祖供養経』」講義より、お盆の起源を紹介します。
(※本記事は小冊子「夢人間」2号より転載・編集)
仏陀の十大弟子の一人である大目連(だいもくれん)が、ある日、地獄に落ちた母を何とか救いたいと仏陀に相談すると……。
生前の行いによる結果
地獄に落ちて餓鬼となった母を哀れに思った大目連が、神通力でご飯を届けましたが、母がそれを食べようとすると、たちまち灰になってしまったのです。
大目連は、仏陀に尋ねました。
「母が地獄でお腹をすかせていたので、ご飯を供養すると、炭になってしまいました」
「大目連よ。おまえだけが母親を救えないのではない。天界のあらゆる神々が努力しても、母親を救うことはできないであろう。
なぜならば、おまえの母親は、生前、非常に物惜しみをする人であったからだ」
大目連の母親は、お坊さんが来ても布施をせず、殺生の心も持っていたのです。
「これは生前なしたことの結果なので、たとえ、子供であるおまえが、わが弟子となり、悟って神通力を持ったとしても、救うことはできないのだ」
何とか救いの方法を・・・
「因果の理法」について話をした仏陀に、大目連は訊(き)きました。
「世尊、因果の理法については、よく分かりました。しかし、このままでは、あまりにも母が哀れです。何か救ってあげる方法はございませんでしょうか」
すると、仏陀が言いました。
「それならば、一つだけ方法を教えよう。『自恣(じし)※』のときに、花や食べ物を供え、大勢の比丘で声を合わせて、亡くなった者を供養し、その幸福を祈ってやれば、救うことができる」
これがお盆の起源と言われています。
※インドの雨季の3ヵ月間に仏陀サンガが一定のところにとどまって過ごす「夏安居(げあんご)」の時期に、自らの思いを反省すること。
お盆は、この世の人は死者のことを思い出し、霊になったあの世の人たちも、自分たちが供養されると知っていますので、意思が通じあい、霊界との交流が盛んになる時期です。
そこで、「供養という形で光を手向けることで、多少なりとも、彼らを安らかにしてあげられるのではないか」というのが、先祖供養の思想です。
幸福の科学のお盆の供養祭
きちんと光を手向けるためには、遺された子孫が、正しい宗教に帰依し、立派に生活していることが非常に大事です。
お盆には、幸福の科学の来世幸福園や、精舎・支部で、供養大祭が行われます。
幸福の科学の供養大祭は、故人の魂に、仏の御光が臨む尊い救済の機会です。
この夏、大切なご先祖や愛する故人に感謝の思いを届けませんか。
来世幸福園・行事案内
総本山・那須精舎 来世幸福園
先祖供養大祭 8月11日(土)・13日(月)・15日(水)
お盆の来世幸福法要会 8月12日(日)・14日(火)
スケジュールはこちら
聖地・四国正心館 来世幸福園
先祖供養大祭・愛念供養祈願大祭 8月13日(月)~15日(水)
来世幸福法要会 8月13日(月)・14日(火)
スケジュールはこちら
ご案内
「葬儀・来世幸福(旧 納骨)法要」の生前申し込み制度
来世幸福壇をお持ちの方は、幸福の科学の葬儀と来世幸福法要を生前にお申し込みいただけます。晩年の準備をしておくことで、家族の負担を軽くして、自らも安心して、生涯現役の人生を歩むことができます。遠慮なく、幸福の科学の支部にご相談ください。
来世幸福園の法要について
「来世幸福法要」
遺骨を来世幸福壇に納める法要です。故人の、来世での幸福を願って、エル・カンターレ系霊団との縁を深める機会となります。三帰誓願を受けていない故人に対しては、「死後三帰誓願式」を行います。
「来世幸福法要会」
毎年、春と秋のお彼岸、お盆の時期に行われます。来世幸福園に眠れる諸霊の栄誉をたたえ、ご先祖への供養と来世の幸福を祈る、集合形式の法要行事です。
「お墓参り読経供養」
来世幸福園へのお墓参りの際に、導師が、来世幸福壇の前で経文読誦と法話をし、参列者の供養の念いを故人にお届け致します。
「帰天家族永代供養」「先祖永代供養」
納骨されている諸霊全てに永代供養の御光を手向けることができます。
「帰天日法要」「月命日法要」
一周忌、三回忌、七回忌や、毎月の命日など、故人の命日にちなんだ追善供養となります。地上の人たちの供養の念いは、あの世の霊人の幸福につながります。
※こちらの法要は支部でも行うことができます。
家庭での供養
ご家庭では、世界伝道型御本尊と家庭供養壇で故人の供養を行います。
その他法要・供養等のお問い合わせは、来世幸福園へお願い致します。
【体験談】幸福の科学の供養
【体験談】仏の慈悲の御光のもと、故人への最大の供養ができました
聖地・四国正心館 来世幸福園で、ご主人と、ご主人の御両親の来世幸福法要をされたTさん(石川県在住 80代)の体験です。
信仰の道を共に歩んだ主人
2013年の3月。13年前に亡くなり、すでに総本山 来世幸福園に納骨されていた私の主人を、自宅からより近い、聖地 来世幸福園に改葬※することにいたしました。
その際に、キリスト教徒として埋葬されていた主人の両親二人の分骨※も同時にすすめ、あらためて、主人と主人の両親の来世幸福法要※をさせていただくことにしたのです。
来世幸福法要の前日は、息子の運転する車で、6時間ほどかけ、聖地・四国正心館へと向かいました。
主人と私は、人生の晩年ではありましたが、幸福の科学の発足後、早い時期に仏法真理に出合うことができまして、会員となり共に信仰に生きてまいりました。
自宅近くに支部ができるまでは、近くの会員同士で公共の集会所によく集まっていました。私たち夫婦も一緒にそこに通っては、地域の会員さんたちと仏法真理の学びをしていたものです。
主人は、定年を過ぎた後も、職を変えて、75歳で亡くなる直前まで、ずっと仕事を続けていました。
あるとき、体調を崩した主人は、急いで、取引先の皆さんに挨拶を済ませて入院。そして、一度も退院することなく、一カ月後に、そのまま帰天してしまったのです。肺疾患でした。
日頃から、細かなことをきちんとするタイプの人で、地域での仲間の集まりでも、経理などのお手伝いをしていました。口数は少なく静かな人でしたが、皆さんが頼りにしてくださるような人でした。
※改葬とは、埋葬してある全ての遺骨を移す場合や、特定の故人の遺骨を移すことです。
※分骨とは、故人の遺骨の一部を分けて納骨することです。改葬・分骨を希望の方は、各来世幸福園までご相談ください。
※来世幸福法要とは、遺骨を来世幸福壇に納める法要です。
「死後三帰誓願式※」に導くことができた主人の両親
主人の両親は、生前に三帰誓願を受けていませんでしたので、今回の納骨にあたり、来世幸福園で「死後三帰誓願式」を執り行うことになりました。
両親は、生前キリスト教徒でしたが、今回の来世幸福園への納骨を機に、イエス・キリスト様を地上に送り出し、イエス様が父と呼んだ主のもとへと、導くことができました。
お世話になった両親です。私が生きているうちの、せめてもの恩返しとして、来世幸福への道を開くことができたことが、何よりもうれしいことでした。
※死後であっても、未会員が来世幸福園に入るには「三帰誓願式」という儀式を行い、仏・法・僧に帰依する三帰誓願者となることが必要です。
聖地で眠らせていただく幸せ
今回、無事に来世幸福法要を終えることができまして、心から安心いたしました。
来世幸福園は、明るく光り輝いていて、とても素晴らしいところです。主人が亡くなってからできた来世幸福園ですが、そこに納骨され、仏の慈悲の光に包まれていることを、天国の主人は、心から喜んでくれていると思います。
供養の後、重ねてうれしいことも起きました。主人の納骨を機に、息子が信仰に対してとても前向きに変わり、三帰誓願を受け、幸福の科学の正式な信者となったのです。正しい宗教で心からの供養をするという経験で、何か深く感じるものがあったに違いありません。
今では、息子に促されて、朝と晩に、親子で一緒に幸福の科学の経文『正心法語』を読み、お祈りするようになりました。
私の一番の希望を叶えることができまして、心から安堵しております。
分骨、改葬に関するご相談など、ここまでたいへんお世話になりました支部長、友人にも感謝申し上げます。
(石川県在住・80代・Tさん)
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