病気になるメカニズムとは?【霊的世界のほんとうの話】
Q.病気になるメカニズムとは?
A.「逃げ場」をつくるために、病気になろうとする想念が体の弱いところに病気をつくります。
病気を治す力は持てなくても、病気をつくる力はある!?
「信じる力によって病気が治る」ということは、それほど不思議なことではありません。人々は、「病気を治す力」はなかなか持てませんが、「病気をつくる力」なら、ほとんどの人が持っています。ガンを治す力は持てなくても、ガンをつくる力は、ほぼ全員が持っているのです。
無理をしたり、不養生をしたり、ものすごく感情を乱して破壊的な生き方をしたりすれば、おそらくガンができるはずです。
「体のなかにガン細胞をつくり出す」ということは、本当は難しいことです。そういう悪い方向のことならできるのですが、「ガンをなくす」という、良い方向については、なかなかできないわけです。
病気をつくることはできるのに、治せないというのは、おかしなことです。
病気を治せないのは、本当は、「病気を治す気がない」ということなのです。病気になると、自分の欲求不満や失望感、できないことの言い訳ができるわけです。
要するに、「病気になれば許される」ということです。
病気になるには「理由」がある
体の調子が悪くなり、病気になったときには、「自分の逃げ場をつくっていないか。病気に逃げ込む必要が自分にはあったのではないか」ということを、一度チェックしてみることが大事です。
表面意識では、自分が病気を求めていることが分からないのですが、病気ができていく過程を第三者の目で客観的に見ると、やはり、何らかの逃げ場を欲していることが分かります。
自分が不本意な生き方をしていたり、うまくいっていなかったり、挫折したりしている理由を説明するために、病気を必要としているのです。
それから、勤勉で、休みを取れないタイプの人も、自分で病気をつくることがあります。
どうしても休むことができないタイプの人、自分が休みを取ることを許せないタイプの人は、病気にでもならないと休めません。
そのため、体のほうが病気をつくり、「休みなさい」ということを教えてくれるわけです。
潜在意識が、実は休みを欲していて、それで病気ができてくることもあるのです。
したがって、自分の病気を客観的に眺めてみて、「なぜ、自分はこんな病気になったのだろうか」ということを考えてみる必要があります。
病気を起こす想念が、「体の弱いところ」を決壊させる
それは、ちょうど、川が氾濫するときに、堤防の弱いところが決壊するのと同じです。
川の水が増水すると、堤防の薄いところや低いところなど、弱い部分が決壊して水が流れ出しますが、それと同じように、病気を起こす想念が出てくると、体の弱いところを探して、そこを“決壊”させようとするのです。
そのようにして、弱いところから病気が出てくるわけですが、その部分を治しても、また次の弱い部分に出てきたりするので、川の氾濫を止める場合と同様に、根本原因のところを直していく必要があります。
参考文献:『超・絶対健康法』
人はなぜ生まれてくるのか。人は死んだらどこに行くのか。
こうした根源的な問いに答えることこそ、宗教の大きな使命であると幸福の科学は考えます。
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