どうすれば憑依霊を祓えますか?【霊的世界のほんとうの話】
Q.どうすれば憑依霊を祓えますか?
A.反省によって、自分に憑いていた悪霊を取ることができます。
憑依霊をはずし、憑依されない方法
悪霊と心が通じなくなれば、憑依した霊は憑いていられなくなります。「憑依霊をはずすのは、実は、自分自身の心のあり方次第なのだ」ということを忘れてはなりません。
お祓いを行う人に霊的な力がある場合には、お祓いをすると、確かに、その光の影響で悪霊たちが一時期その人から離れることもありますが、神社の境内を抜けたとき、あるいは、お寺を出たときに、その影響はすぐになくなって、元の曇りのところにまた悪霊が呼び寄せられることになります。
反省で過去の「悪」は消せる
心のあり方を変えるのが、「反省」という方法です。この世のものには、取り返しのつかないことはたくさんあります。しかし、「心のなかの事実」については取り返しがつくのです。生まれてから今までに犯してきた、さまざまな悪は、きちんと反省をすることによって、まるで修正液で消すように、消していくことができます。たとえ、あなたが、悪いことを数多くしてきて、「自分は、もう、どうしようもない人間だ」と思っていたとしても、その「どうしようもない」と思ったところが出発点です。そこから反省修行をして自分自身を改めていき、それが十分なレベルまで行ったならば、その過去が帳消しになります。人間には、仏神から、そのような偉大な力が与えられているのです。
そして、自分自身に光が出るような状態になり、自分自身の守護霊、あるいは、守護霊よりも格の高い天使の光が入ってくるようになると、それは非常に温かい光で、それまでの重い感覚、苦しい感覚、疲れた感覚などが、一気に取り去られるような気持ちになるのです。
憑依霊が取れると、身体がふっと軽くなる
反省をしていくと、なかには、長年、自分に憑依していた悪霊がパリッと取れるのを感じる人もいるでしょう。悪霊は霊体なので、重さがないように思うかもしれませんが、悪霊はやはり重いものです。霊体は重みがないといっても、霊的感覚としては重さがあります。それが、五年、十年、二十年と、自分に憑いているのです。なかには、両親が持っていた悪霊を引き継いで、幼少時代から背負っている場合もあります。
ところが、反省をすると、自分にいつも憑いていた悪霊が取れるのです。取れたときに、肩や腰や背中が、ふっと軽くなります。急にスーッと軽くなって、「重荷を下ろした」という感じがします。悪霊が取れると、本当に軽くなり、頬に赤みが射し、温かい光が胸にサーッと入ってきます。これは、みなさんも味わうことのできる霊体験です。
悪霊が取れたときの爽快感。湯上がりのような、さっぱりとした感じ。顔に赤みが差し、心臓が軽くなり、体全体が軽くなる感じ。この感覚を味わっていただきたいのです。それは、十年もお風呂に入っていなかった人が、お風呂に入って垢を落としたような、そういうポカポカとした気分です。これは害のない霊体験なので、ぜひ味わっていただきたいと思います。
あの世のことがよくわかる!
『霊的世界のほんとうの話。』
「人間は死んだらどうなるの?」「神さまがいるのに、なぜ悪がなくならないの?」など、素朴な疑問に答えるスピリチュアル入門の決定版。霊的な知識がわかりやすく網羅されています。この記事は『霊的世界のほんとうの話。』を参考に作成しました。