正しい供養の方法とは?【霊的世界のほんとうの話】
Q.正しい供養とはどのようなものですか?
A.供養する側が修行することが前提です。
先祖供養には「悟りの力」が必要
先祖を供養するには、その前提として、供養する側に修行が必要です。まず、仏法真理(正しい心の教え)を学習すること、真理の書籍を読み、幸福の科学の各種行事に参加して、学習を深めること、そして、仏の光の感覚を身につけることが大事です。その結果、その光の一部を手向けることが可能になるのです。
自分自身が、光を発する灯台とならずして、闇夜の海を照らすことは不可能です。自分も手探り状態のままで、「何とか救いたい」と一生懸命に言っているよりも、まず、光をともすことです。そうでなければ導けないのです。
光をともすために、この世の人間にとっては、仏法真理を勉強して、修行をする必要があります。それをせずに、「ただただ救われたい」という一念で、毎日、先祖供養ばかりするのは考えものです。それよりは、まず、修行をして、悟りを高めなければなりません。悟りの力によって先祖は供養されるのです。これが原点です。
霊人の救済は、基本的には、あの世の高級霊に任せる
幸福の科学では、大きくは年に二回、供養大祭を行っています。きちんと修行した導師※1のもと、他の参加者たちの光にも護られますので、先祖供養は、できるだけ、幸福の科学の供養大祭の会場で行うことをおすすめします。幸福の科学の供養大祭の会場には、当然、参加者の守護・指導霊や当会の支援霊たちが来ているので、家に取り憑いて子孫に悪さをしている先祖は、そういう霊に見つけられます。そして、「なんだ、おまえは。何年も悪さをしているようだな」などと言われ、先生の前に出された生徒のように恐縮するのです。要するに、子孫の力だけでは救済できない場合でも、幸福の科学の行事に参加することによって、間違ったことをしている先祖を高級霊が叱ってくれるのです。あの世のことには、あの世の人が最も精通しているので、基本的には、霊人の間違いは、あの世の高級霊に任せるのがよく、それが近道なのです。
もちろん、家庭でも、年に何回か、命日などに家族全員で供養するのは、悪いことではないと思います。しかし、やりすぎないことです。毎日、朝昼晩と供養したり、毎晩、寝る前に供養したりするよりも、きちんと自分が修行をすることです。当会の根本経典である『仏説・正心法語』※2を読誦(どくじゅ)したり、仏法真理の書籍を読んだりして、まず、自分自身の悟りを高めることに重点を置き、先祖供養は、できるだけ、導師がいる所で行うほうが、危険が少なく、効果も大きいのです。
※1 導師…幸福の科学で宗教修行を重ねた講師。
※2「正心法語」…幸福の科学の会員信者に授与される経文。
あの世のことがよくわかる!
『霊的世界のほんとうの話。』
「人間は死んだらどうなるの?」「神さまがいるのに、なぜ悪がなくならないの?」など、素朴な疑問に答えるスピリチュアル入門の決定版。霊的な知識がわかりやすく網羅されています。この記事は同書Part3-Chapter1「あの世の諸霊が救われる、ほんとうの供養とは」を元に作成しました。