子どもの個性を伸ばすには【悩み相談】
【ハピママしあわせ相談室とは】幸福の科学の職員や先輩会員が、人間関係の悩みや仕事・家庭での悩みなど、人生の途上で出会う具体的な問題にお答えします。幸福の科学では「人生は一冊の問題集」であると捉えて、幸福になるための心の法則を学んでいます。
我が子らしさを理解して育てたいと思うのですが、「その子らしさ」「その子の個性」を見つけるにはどうしたらいいでしょうか?
(神奈川県・1児の母)
子どもの個性を伸ばすには【ハピママしあわせ相談室Vol.7】
「どんな個性であってもうれしいな」と祝福しよう
まず、個性を発見するにあたっては、ママの方に「我が子の個性をあるがまま受け入れてあげたい」、そして「どんな個性であってもうれしいな」と思って、祝福してあげる心構えがあると、子どもはすばらしい人生のスタートが切れると思います。例えば、集中して絵本を読んでいるような子に対して、「この子は運動が苦手なのかもしれない。大きくなったときに困るから早くから鍛えてあげよう」と思って、スポーツクラブに入れたとします。ところが、その子にとっては、それは興味・関心がないこと、あるいは苦手なこと。早くからそこを埋めてあげなきゃと思っていると、どうしても否定の教育になります。
否定されると子どもは個性を控えるようになる
否定の教育をされると子どもはつらいものです。認めてもらえていないと思って、個性を包み隠しはじめてしまいます。大好きなママに認めてもらうために、「この個性では受け入れられない」と思ったときから、子どもは、個性を出すことを控えるようになってしまいます。それは、子どもの長い人生にとって残念なことですね。だから、まずはとにかく、長所を発見してあげようと思ってください。それがママの第一ミッションです。
興味・関心の中に子どもの才能が隠れている
まずは1歳半ぐらいまでは、子どもの一つひとつの日ごろの様子を、「うちの子こんな子なんだ」とか、「こんなことを喜ぶんだ」というのを一緒に喜んであげることが大切かなと思います。子どもの興味・関心の中に、その子の才能が隠れています。その子の強みも隠れています。なので、子どもの興味・関心に沿って会話をしてあげる、そして、子どもにいっぱい好きなものを語らせてあげて、「ママ見て見て!」って言ったら一緒に喜んであげる。そうすると、お子さんがどんどん自分の個性や強みを出してきます。
答えてくれたのは……
幼児教育エンゼルプランV 奥田敬子
2児の母で、子育て相談通算4千回以上。全国で子育てセミナーを通して、相談を受けている。
オススメ書籍
『じょうずな個性の伸ばし方―お母さんの子育てバイブル―』(大川隆法 著)
子供の個性を、もっと愛してあげよう。
幼児期の教育法、体罰としつけの違い、正しい胎教から、反抗期の乗りこえ方、病気や障害についてまで――。霊的な真実と5人の子育て経験から導き出された数々のヒントがここに。子育てに悩んだり、疲れてしまったときにお読みいただきたい一書です。