Q&A『なぜ幸福の科学は政治に進出するのか』
Q.幸福の科学の政治進出は政教分離に反していないのですか?
A.政教分離に違反していません。
「政教分離」が憲法に織り込まれたのは、「いわゆる国家神道による他宗教への弾圧を禁止する」という理由からです。「為政者が人々を奴隷のように扱うために、その『統制の道具』として宗教を使ってはいけない」ということが政教分離の意味であり、「宗教は悪いものだから、公的な場から締め出す」というような意味に解釈することは間違いです。
第二十一条には、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」とあり、どのような私的団体であろうとも、集会をしたり、団体をつくったり、言論を発表したり、書籍その他の出版をしたりするような「一切の表現の自由」が保障されています。この規定は、当然、宗教団体にも適用されています。もし、政治にかかわる言論について、「宗教団体は、政治に関して、一切、何も言ってはいけないし行動してもいけない。政治に関しては、何の権利もない」ということであるならば、これは、「国が宗教を弾圧できる」ということです。
幸福実現党は憲法も法律も守り、他の団体と同じく、保障された権利のなかで活動しています。
なぜ政治に進出したのか
幸福の科学の活動理念は「愛と悟りとユートピア建設」です。ユートピア建設=理想社会の建設が、当初から教団の目標として位置づけられているのです。大川隆法総裁は、幸福の科学最初期の講演会(1987年第2回講演会「愛の原理」)ですでに、「政治の改革をする」ということを述べています(※『幸福の原理』所収)。このような背景から、幸福の科学は、しかるべきタイミングで政治活動を開始し、幸福実現党が立党されたのです。
宗教政党の強み
幸福実現党は、「日本の国を、よりよい国にしたい。この世界を、よりよい世界に変えたい」という、「愛の思い」で設立された政党です。常にこの国の繁栄と世界の幸福を願っているからこそ、たとえ自分たちに不利な内容であっても、この国の未来を思えば、正々堂々と述べる――そうした嘘のない誠実さこそ、宗教政党の強みであり、私たちの誇りです。
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