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30 March

【ライフ・ストーリー】医療革新への挑戦

日本の医学に「霊的人生観」の革命を!

ロンドン大学名誉上級研究員として多数の論文を発表、賞を受賞し、精神科・心療内科クリニックの院長を務める精神科医・Sさん。世界で活躍するSさんの、日本医学界の変革にかける熱い思いを紹介します。
(Y.Sさん/男性/神奈川県/月刊「幸福の科学」第315号より転載・編集)

体験談「霊性」の視点でもっと多くの苦しみを救える医療に

世界の医学は「霊性」を認めている

「霊性(スピリチュアリティ)を前提とした視点を持ち、ポジティブな考え方をすれば幸福な人生が開けてくる」。これは、私が幸福の科学の仏法真理や、最先端の心理学を長年研究した経験をもとに、現時点で得ている一つの確信です。私は、精神科・心療内科の院長として、この考え方を用いて、多くの人の心の悩み解決の実績を、実際に上げています。今の私が、ロンドン大学の名誉上級研究員とし て、欧米の大学と「宗教と健康」のテーマで共同研究を進められているのも、大川隆法総裁の説く仏法真理のおかげです。そして、その研究のなかで、日本の医学界が、世界標準から見て極めて遅れていることが分かりました。今の日本に欠けているもの、それこそまさに、大川総裁が説かれる「霊的人生観」なのです。

※霊性(スピリチュアリティ):学術的に「聖なるものを求める気持ち」と定義されている。

苦しく、奇妙な体験

ロンドン02

私は、欧米で研究されている「霊性」を前提とした最新の理論を駆使して治療しています。仏法真理に裏打ちされた霊性を大切にする医学理論で、遅れた日本の医学界に、「医学維新」とでも言うべき革新をもたらしたい。実は、私がそう強く願うようになったのには、高校時代の体験がきっかけとなっているのです。医学部受験でストレスフルな毎日を送っていた時のことです。突然母が脳腫瘍に倒れ、母の病気と受験の重みで精神が張り詰めていた私を襲ったのは、毎夜の金縛りでした。睡眠不足から常に体は重く、頭痛もし、さらには死者の霊とおぼしきものが見え、幻聴に悩まされる。誰にも言えない苦悩の日々が続きました。私にはこの経験があるので、精神科に来る人々の苦しみがよく分かるのです。