長男の自殺、その苦しみを乗り超えて 遺族の体験記
家族の死によって崩れ去ってしまった、平穏な家庭の風景。
真っ暗闇のなかで、遺された家族は光を見出せるのでしょうか。
自殺によって息子を失った女性の体験とともに、人生のヒントをお届けします。
あなたに贈る光のことば
「生き通しの生命」
木の芽が出て、若葉となり、緑したたる姿になり、やがて、赤くなり、黄色くなり、枯れ葉になって落ちていく姿。
そしてまた、繰り返し何度も生命が輪廻している姿。
このような姿を想像してください。
そのような大きなシステム、仕組みのなかで、「生き通しの生命」を生きている自分であることを悟っていただきたいのです。
そして、「肉体は魂の”服”なのだ。魂の部分こそ自分自身なのだ」という悟りを持っていただきたいのです。
どのような苦難・困難があっても、「それは自分自身の経験になるのだ」と考え、その問題と闘うことによって、よき経験を身につけ、今回の人生を意味のあるものとしていただきたいと思います。