人の不幸を食いものにする悪質ジャーナリズムに宗教を批判する資格はない
最初に、週刊新潮が大川隆法総裁と当教団の活動に対して、このように誹謗するような記事を掲載する資格はまったくありません。
そもそも記事の構成がフェアではありません。例えば、きょう子氏と当教団の関係について、記事には先方が当方から2億円で訴えられていることも、コメントしている彼女が教団から永久追放されても教団施設に居座っていることも何ら言及されていません。自分に都合のよい点のみをつまみ食いしているのです。
次に、震災を「利用」して金儲けに励んでいるのは、週刊新潮を代表とする悪質ジャーナリズムです。放射能汚染が無限に広がるなど自らが風評を広げておきながら、「風評被害が広がって問題だ」という開き直りをするようなマッチポンプ的報道こそ、悪質ジャーナリズムの特性です。
第三に、今回のような大震災時に、本来宗教がやるべきことは“魂の救済”です。震災で苦しむ方々に対して祈り、仏法真理を伝え、伝道することこそ宗教の使命です。信仰は本当に素晴らしいものであり、現に信仰によって心の傷が癒されたり、また奇跡的に津波から助かった人もいます。しかしそれにとどまらず、当教団では直接支部を通じて、被災地に対して現実的な救援活動を行なっております。現地の方々の安否確認、物資の輸送からボランティアの派遣、義援金集めなどに取り組んでおります。それに対して、週刊新潮は、どれだけ「不幸の宣伝」以外の仕事をしたのか。寡聞にして、社として義援金も集めているとは聞いていません。集めていないのであれば、震災報道で儲けた利益を寄付なされるとよろしいと思います。
また、週刊新潮は「救世主だって?」と写真にキャプションをつけ、「自身が救世主になると言わんばかり」などと、大川総裁を揶揄していますが、人類に危機的な状況が現れる時、メシア(救世主)が出現するのは欧米では常識です。宗教的教養がないために、分からないといえばそれまでですが、震災に際して救済のために心を砕き、奔走されている大川総裁と信者のみなさまに対して、あまりにも無礼です。逆説的に言えば、週刊新潮らの悪質ジャーナリズムこそが、人々の正しい信仰を妨げたから、被害が大きくなったと感じている「天罰」論も国民の間には根強いことを知らねばなりません。
これまでの記事と同様、厳重に抗議するとともに、大川きょう子氏と週刊新潮に対しては、名誉毀損訴訟にて徹底的に戦ってまいります。
なお、『週刊新潮に巣くう悪魔の研究』(大川隆法著、4月中旬発刊)もぜひお読みください。