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11 August

第88回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(3)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第88回「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(3)-

 会社が大きくなってくると、今まで社長が担っていた銀行との資金繰り交渉が「財務部」の仕事となってきます。資金ショートを起こさないよう、キャッシュの残高をしっかり管理し、いわゆる「資金計画」をつくる重要な部門です。財務と経理は、ある意味での「企業参謀」なのです。会社が大きくなってくると、今まで社長が担っていた銀行との資金繰り交渉が「財務部」の仕事となってきます。資金ショートを起こさないよう、キャッシュの残高をしっかり管理し、いわゆる「資金計画」をつくる重要な部門です。財務と経理は、ある意味での「企業参謀」なのです。

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 「トップの器が会社の発展を九十九パーセント決める」ということを述べましたが、厳密に言えば、このトップのなかには、社長だけでなく、社長の妻も含むと考えてよいと思います。小さな会社においては、社長のみならず、社長の妻が非常に大きな役割を果たしているからです。従業員が百人ぐらいまでの会社では、社長の妻の協力がなければ、事業の成功はほとんどありえないと言ってよいでしょう。

小さな会社においては、奥さんは社長のよき相談相手であり、また、参謀でもあります。そして、経理関係の仕事もしていることが多いと思います。小さな会社では、お金の管理を安心して任せられるのは、普通は奥さんぐらいしかいません。

したがって、奥さんの能力や働きを十分に評価してあげるとともに、奥さんによく感謝することが必要なのです。

※以上『経営入門』より抜粋
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 経理というのは、経営ではないのです。小さな会社の社長のなかには、これを勘違いしている人が数多くいます。経理は、あくまでも、理科の実験室にある「人体解剖模型」のようなものであり、生きているものではありません。

 一方、経営というのは“生き物”です。これは、死んだ人間を解剖するのとは違って、生かさなければいけないわけです。要するに、「潰れないようにしなければいけない」ということです。したがって、一定規模の会社になると、「経理の目」以上の「財務の目」が必要になります。規模が小さくても要ることは要るのですが、少なくとも、従業員が百人を超えたら、「財務の目」が必要になるでしょう。

 例えば、お金を借りてくるなり、何かを売り払うなり、新商売を始めるなりする必要があります。「もっと定価を上げないと駄目だ」「もっとこういう工夫をすべきだ」などと、一生懸命に智慧を絞り、会社が死なないように、あるいは、会社が健康体になるようにしなければいけません。このように、お金という“血液”の循環をよくすることを考える仕事が発生するのです。

※以上『未来創造のマネジメント』より抜粋
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