幸福の科学情報, 広報局
05 October

「大川宏洋氏のYouTube動画」についての幸福の科学グループ見解

10月1日付で、当教団職員の大川宏洋氏が『宏洋の人生ゼンツッパ!!※炎上注意!!※宏洋は幸福の科学と決別したのか?!』と題する動画をYouTube上にアップしました。
同動画には、数多くの事実誤認があるとともに、多数の信者の心を傷つける記述が見られるので、本人に厳重注意・反省を促すとともに、以下の通り、当グループの見解を明記する次第です。

宏洋氏は現在、教団職員として休職中の立場

宏洋氏は動画の中で、「幸福の科学の職員を辞めています」と述べていますが、事実ではありません。本年9月12日、同氏は人事局担当者及び当教団代理人弁護士と面談し、「休職(人事局付)に伴う手続きのご案内」と題する書面を受領した上で、“退職”ではなく「休職」することを合意しています。動画で語っている「幸福の科学の職員を辞めています」、「先方も了承している」は虚偽です。

「神だと思ったことは一度もありません」も虚偽

また宏洋氏は、「私は大川隆法総裁を信仰していませんし、彼を神だと思ったことは一度もありません」と述べていますが、これは事実に反します。2011年4月29日に、「成功への道」という題で、大川総裁による青年向け御法話がなされた際、同氏は前座として「エル・カンターレ信仰と伝道について」と題した講話を行っています。そのなかで宏洋氏は「エル・カンターレは、絶対に、何があっても、あなたがたを見てくださっている。これだけは、確信して言えます」「少しでも、エル・カンターレのお役に立ちたいと、いうふうに考えておりますので、みなさま共に、頑張っていきましょう」と強く信仰心を語っています。確実に、大川総裁を至高神、主エル・カンターレとして信仰していたのです。
その後、自身の未熟さ、努力不足を謙虚に反省することができず、処遇に対する不平不満を募らせて、教団を飛び出そうとしているというのが客観的な事実です。宏洋氏は教団後継者として期待されたこともありましたが、教団幹部として芸能事業を任されるなかで、教学不足とリーダーとしての資質のなさ、公私混同ぶりが露呈し、当グループに多大な損害を与えたことが原因でその任を解かれるに至っています。かねてより、教団後継者ではないということが決定しており、正式な教団後継者としては、長女である大川咲也加氏が予定されています。
今回の同氏の行動は、妹である長女に追い越されたことへの嫉妬の表れでしょうし、不平不満・愚痴を募らせたに過ぎません。

多大な恩義を受けたことが判っていない

宏洋氏は、「この家に生まれてしまったので、生まれたときからずっと教育されて、当たり前だと思い込んできた」と、たまたま大川家に生まれたように語っていますが、これも違います。真実は、大川総裁との過去世からの深い縁があったからであり、母親の胎内に宿った時点での同氏守護霊の霊言では、将来は父親の役に立つように頑張るという趣旨の抱負を語っていました。その言葉を真摯に受け止めて、大川総裁を始め、当教団は彼を大切に養育してきたのです。
宏洋氏は、教団の将来を担う人材として期待され、幼少期から手厚く育てられました。こうした陰ながらの支えに何のありがたみも感じないというのであれば、生まれて以来、30年間にわたって、大川隆法総裁並びに教団から受けてきた様々な恩義が判っておらず、残念至極としか言いようがありません。
同氏には尊い仏縁がありましたが、生まれてから以降の信仰を深める努力不足によって不遇をかこっているわけです。大川家に生まれても、「親子でも魂は別」です。今の立場は本人の精進の至らなさが招いた結果です。

オーナー気分に浸る一方で、肝心の信仰心は入会信者レベルの自覚もない

宏洋氏は今回の動画のなかで、下の弟妹たちについて、「彼らも僕と同じように信者ではありません」と発言していますが、これも事実ではありません。宏洋氏を含め弟妹全員が会員番号を持っています。弟妹全員が大川総裁を主エル・カンターレとして信仰し、信者であるとしっかり認識しています。
また宏洋氏は、教団職員は労働者でなくボランティアであり、同好会と同じで、「ゲートボール同好会を抜けましたと同じこと。やめるのは会社より簡単。契約書を結んでいない」などと発言していますが、職員は総裁から許されて出家した聖職者であり、一方的に還俗できるものではありません。仏・法・僧の三宝への帰依のもと、深く心を見つめ、全人類の救済という聖なる使命の実現に向けて、尊い神仏の手足として自己犠牲と奉仕に生きる、無私なる存在であるべき立場です。幹部職員ともなれば、経営担当としての判断責任が生じることは言うまでもありません。こうした聖職者意識、経営責任への自覚が持てなかったこと、加えて、教祖の長男として生まれ、芸能・映画事業を任されたことでオーナー気分に浸る一方で、肝心の信仰心は入会信者レベルの自覚もないところまで低落していたことが宏洋氏の問題点です。

教団の敵になることで人気が出ることはないことを知るべき

宏洋氏は、「総裁が『清水富美加が世界で一番カワイイ』と言ったとします。これを言ったら、それを同じように思わないといけないんですよ」などと述べていますが、当教団にそのような教義はなく、当グループは自由と寛容を旨としていることは周知の通りです。
千眼美子(清水富美加)氏の出家についても、勝手に仕事を投げ出して事務所を一方的に移籍するような非常識な行為を行ったかのような虚偽を述べていますが、そのような事実はありません。千眼氏は、代理人弁護士を通じ、当時の所属事務所に、まさに仕事ができない状況となったことを詳細に誠意を尽くして説明するなどして交渉した結果として、最終的には所属事務所と2017年5月20日付の契約終了について正式に合意したというのが事実です。
さらに動画の中で語られている若手人気女優の守護霊霊言についても、同霊言内で「同女優が当教団の信者である」と明言した事実はありません。
宏洋氏は「週刊誌の方からの取材の申し込みをいただいているが、申し訳ないがお断りさせていただいている」「別にアンチの活動とかをしたいというわけではなく」とは言いながら、事実上、大川総裁並びに当グループを貶める発言を行っています。
このような一連の虚偽・誹謗中傷をなぜ大川宏洋氏は行うのでしょうか? 恐らく、一種の炎上商法なのでしょうが、この手法は当グループには通じません。また人気タレントになるための踏み台としたいとの思惑があるとしても、教団の敵になることでは世間の幅広い支持を得られないことを知るべきです。当グループは、今回の過ちについて直接、宏洋氏に厳重に注意するとともに、今後、生きるべき正しい道から逸れることがないよう、引き続き厳しく指導を行ってまいります。

幸福の科学グループ広報局

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