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12 January

福男・福女のぶっちゃけ 福面座談会

人間関係の問題を乗り越えた福男・福女がリアルな体験を語ってくれました。彼らは、どのようにして福男・福女になったのでしょうか?(月刊「YB」第169号より転載・編集)

お話をうかがったのは・・・

だるまさん
千葉県・24歳。大手食品メーカーに勤務。上司への接し方を工夫して、職場の雰囲気を改善した。
ひょっとこくん
東京都・23歳。IT企業に勤務。人間関係をよくして、入社から半年でチーフに抜擢された。
おかめちゃん
千葉県・21歳。HSU人間幸福学部1年。小学生のときから口をきいていなかった兄との関係がよくなった。

些細(ささい)なことで怒鳴(どな)り散らす上司

一同:今日は、よろしくお願いします!

だるま :では、私から。私の上司は些細なことで怒鳴り散らす人で、部下から嫌われていたんです。職場の雰囲気も悪くて。あるとき、その上司が病気で入院したんですけど、退院して戻ってきても、ほとんどの人が気にも留めなかったんですね。

私も理不尽に怒鳴る上司に対して、「私は悪いことをしていないのに」と責める気持ちがあったし、「周りから心配されないのも自業自得」と思っていたので、上司に冷たく接していました。そうしたら上司は、ますます怒鳴るようになってしまって。

だけどちょうどそのとき、大川隆法総裁の著作『信仰の法』第2章のもとになった法話「愛から始まる」を拝聴する機会があって、そこで上司への考え方が変わりました。

大川総裁が、「『行為』を憎んでも、その人の『本質』は憎まない。そういう気持ちをつくれるでしょうか」とおっしゃったときに、まさに自分への問いかけだと思ったんです。

確かに、上司から怒鳴られて、傷ついたり憎んだりすることもあったけど、相手を責め続けても何もよくならないと思って。だから、どんなに怒鳴り散らされても、優しくしようと決めたんです。

おかめ:でも、そんな人に優しくするのは難しくないですか?

だるま:難しいんだけど、幸福の科学の信者として、愛の教えを実践して職場に「福」をもたらしたいと思っていたので、自分の心を変えたんです。

ひょっとこ:なるほど。

だるま:そうして、怒鳴られても優しくし続けたら、上司が以前より穏やかになって、職場の雰囲気もよくなりました。

成果が出ず、先輩に当たっていた

ひょっとこ:僕の場合、以前は「福」を分けるどころか、先輩に当たってばかりいました。大きな期待をかけていただいて入社したんですが、最初の3カ月間は、全然、成果が出せなくて。しかも、その原因を「先輩が僕のいいところを伸ばしてくれないからだ」と思って、先輩を責めるような態度ばかりとっていたんです。

おかめ:え~、見えないです。

ひょっとこ:でも、そんなことをしても結果は出なくて、なんとかしようと思ったときに、幸福の科学の渋谷精舎※で「突然エリート社員になる法」公案研修を受けたんです。それで、その研修で凡事徹底について考えていたときに、「自分の凡事は感謝することだ」と思って。

入社してからのことを振り返っていたら、先輩からの期待や指導は、僕にとって「福」だったんだと気付いて、僕も他の人に分けようと思いました。例えば、下請けのクリエーターさんには、取り引き先がその方の作品を見てどれだけ喜んでれたのかを、毎月リポートにして送るとか。

とにかく、噓のない感謝の気持ちを行動で表しました。そうしたら、仕事の協力者が増えて、成果が出るようになったんです。ありがたいことに、9月にはチーフに昇格することができました。

だるま:すごいですね! でも、優秀だと、嫉妬されることもあるんじゃないですか?

ひょっとこ:そうですね。でも、普段から感謝をしていれば、嫉妬はされにくいと思います。人前に出たときだけ「みなさんのおかげです」って言うんじゃなくて、普段から感謝という「福」を人に分けているかどうかを周りの人は見ているので、謙虚でいることが大切だと思います。

※幸福の科学の研修施設。

10年間、口をきいてくれなかった兄

おかめ: 私には6つ年の離れた兄がいるんですが、小学生のときから10年間、なぜか口をきいてくれなくなりました。兄は親戚の子のことはかわいがっていて、そんな兄を私はだんだん嫌うようになっていったんです。

でも去年、HSUに行くことを決めて、寮に入る前に兄との関係を改善したいと思って。それで、大川総裁の「自分の心を変えているうちに、人も変わることがある」という教えをもとに、兄と仲が悪くなった小学生時代を振り返ってみたんです。

そうしたら、当時、私が学校の友達にいじめられていたときに、両親が私だけを遊びに連れて行ってくれていたことを思い出したんです。兄はそれを見て、両親が私だけをかわいがっていると勘違いして、怒ったんじゃないかなと思って。だから、私は両親にたくさんの愛という「福」をもらった分、兄にもそれを分けようと思って、「仲良くしたい」という気持ちを伝えることにしたんです。簡単にはいかなかったんですけどね(笑)

ひょっとこ:どうして?

おかめ:兄に何回かプレゼントを贈ったんですけど、何も返答がなくて。そんなときに、『信仰の法』第2章のもとになった法話「愛から始まる」で、「憎しみにストップをかけないと発展しません」という言葉を聞いて、ハッとしたんです。

私の「親戚の子みたいに、かわいがってほしい」という見返りを求める気持ちが兄にも伝わっていたんだなと思って。

そのあと、今度は心から「兄に喜んでほしい」という気持ちで、プレゼントと手紙を渡しました。しばらくは何もなかったんですけど、先日、久しぶりに帰省したら、お返しのプレゼントを用意してくれていて、10年ぶりに話すことができたんです。

だるま:すごい! よかったね!

「福」を分ければ、人間関係は改善する

ひょっとこ:お2人の話を聞いて、人間関係でトラブルが起きたときに、「嫌だな」と思っても、ポジティブに解決策を考えれば、状況はよくなるんだなと思いました。あとはやっぱり、他の人に自分がどう見られているのかを省(かえり)みることが大事ですね。

おかめ:そうですね。自分を取り巻く環境や人を客観的に見ると、神様から普段、どれだけたくさんの「福」を授かっているかに気付けますよね。兄のことでたくさん悩みましたが、両親の愛にも気付けたので、よかったと思います。

だるま:私も、神様からいただいた「福」を、他の人に分かりやすい形で届けることが大切なんだと学びました。ひょっとこさんを参考に、これから実践しようと思います。ありがとうございました!

おかめ・ひょっとこ:ありがとうございました!

福男・福女まとめ

      ・言葉の奥にある、相手の本心を考える

      ・自分が授かっている「福」に、目を向けてみる

      ・「福」を分かりやすい形で、他の人に届ける

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