オピニオン, 幸福の科学情報
30 July

障害を持っていても、魂としては健全 ―相模原障害者施設殺傷事件を受けて―

相模原障害者施設殺傷事件は、その凄惨さによって日本中を震撼させたのみならず、容疑者の「障害者なんていなくなればいい」などという発言によって、ハンディを持つ人々への考え方について物議を醸す様相となっています。

幸福の科学 大川隆法総裁は、著書の中で「障害者の真実」について言及しています。

「障害を持っていても、魂としては完全」

病気にかかっていたり、何らかの障害を持っていたりしても、魂としては完全です。完全な魂を持っています。
障害など持っていたりすると、試練として、何十年かのあいだ、苦しみがあるかもしれませんし、家族にも迷惑がかかるかもしれません。しかし、あの世に還ったら、完全な魂に戻ります。
そういう重荷を背負って生きることは、何らかの魂修行に必ずなっているので、障害などをあまり深く考えすぎてはいけません。「魂的に劣っている」という考え方をとるべきではないのです。
実は、そういう重荷を背負いながら、苦闘し、努力している人のなかには、すばらしい光を秘めている人もいます。普通の人よりも、もっと立派な人が、重度の障害をもっていたり、知的障害者のように見えたりすることも、この世にはあるのです。
光の天使たちが、一定の使命を持ち、そういう姿で生まれていることがあります。世の中の人たちを何らかのかたちで教育したり、親に対して教育をしたりする必要があって、そういう姿で出ている場合もあるのです。したがって、外見だけで判断をしてはいけません。

「障害と闘うことは菩薩行でもある」

障害など、いろいろな悪条件を持っている人も多いと思いますが、実は、まわりの人に何かを教えたり、まわりの人の性格を優しくしたりする修行もしているのです。
まわりの人たちは、そういう人から逆に教わっているわけです。(略)
何らかの障害を抱えていることについて、どうか、「これは菩薩行の一部でもあるのだ。本人は大変だけれども、ほかの人を教えているのだ」ということを知っていただきたいと思います。

じょうずな個性の伸ばし方』(大川隆法著 幸福の科学出版)より

たとえ障害を持っていても魂は健全であり、そうしたハンディによって人間の価値が劣ることは決してありません。

今回の事件のように、障害者や弱者を排除するような思想は言語道断です。

幸福の科学は、「すべての人々は仏の子であり、等しく仏性(仏の子としての性質)を宿している」という霊的な真実のもと、今後も啓蒙活動を続けてまいります。

「愛と障害者と悪魔の働きについて」―相模原障害者殺傷事件―

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