Archive for the ‘信仰との出会い’ Category

長年唯物論者だったという、アメリカ在住のA・Mさん。初めての子供が生まれ、喜びでいっぱいだった彼の家庭に、突然悲劇が襲います。その悲しみを克服し、幸福な人生を歩み始めるまでの心の軌跡を聞きました。
A・Mさん(アメリカ)
月刊「幸福の科学」371号より転載・編集)

体験談唯物論者だった男性がたどり着いた真実の世界観とは―

1985年、私はアメリカ・ロサンゼルスに、5人兄弟の末っ子として生まれました。幼いころは、両親に連れられて教会に行くこともありましたが、牧師の説教中に居眠りをしているような子供でした。

その後、コロンビア大学院に進学。理系の学問を学ぶうち、「神」や「死後の世界」といった〝非科学的なこと〞は信じず、唯物論的な考えを持つようになっていったのです。

卒業後は、医薬品の物流会社に就職し、管理職を任されるように。そして26歳のときに、大学時代に知り合ったSと結婚。6年後の2017年4月には、待望の息子・Tが誕生しました。

私たちは、子育ての準備をしっかり整えていたので、すべてが順調でした。そのときはまだ、この幸せがずっと続いていくものと思っていたのです。

突然の異変

Tが生後1カ月になったある日。
「うぅ……、うぅ……」

お昼寝から目覚めたTが、突然うめき声を上げ始めたのです。
「T! どうしたんだ!」

異変を感じ、私と妻は、息子を連れて救急病院へと急ぎました。

さまざまな検査を受けた結果、告げられた病名は「腸回転異常症」。人の腸は、母親の胎内で育っていく間に、回転しながら固定されるそうですが、その成長過程で異常が発生する病気だということでした。

さらに、腸捻転(ちょうねんてん)という腸がねじれる症状も併発していたため、緊急手術を行うことに……。

(どうか手術が成功しますように……)

私たちは祈るような気持ちで、手術が終わるのを待ちました。しかし―。

「腸の大部分が壊死(えし)しているので、生命維持装置がなければ生存できない状態です。今後、息子さんが回復する見込みはありません。もし望まれるなら、生命維持装置を外(はず)すこともできますが……」

「そんな! 昨日まであんなに元気だったのに……」

私と妻は、長い時間をかけて話し合いました。しかしこれ以上、Tの苦痛を長引かせることはできない―。

苦しみ抜いた末、私たちは、最愛の息子の体から生命維持装置を外すという苦渋の決断をしたのです。

Tは、たった1カ月の短い人生を終え、息を引き取りました。

(これは正しい選択だったんだろうか……。どうしてこんな目に遭わなきゃならないんだ―)

これから家族3人で、たくさんの思い出をつくり、幸せな家庭を築いていくはずでした。

後から後から、涙があふれてきます。私たちは悲しみに暮れ、やり切れない思いが、心のなかで渦巻きました。

医師から手渡された書籍

息子を亡くして数日後、私と妻は、自宅近くのかかりつけ医師の診療所を訪ねました。

息子の死を伝えると、彼はとても驚いていましたが、すぐに一冊の書籍を取り出し、私たちに手渡したのです。その表紙には『永遠の法』(※1)と書かれていました。

(永遠の法……? 何の本だろう?)
(※1)英語版『永遠の法』(The Nine Dimensions) 大川隆法 著 幸福の科学出版刊

「息子さんを亡くされて、おつらいでしょう。でも、人生は霊的な視点で見なければ分からないことがあります。人がこの世に生まれてくるのは、さまざまな経験を通して、魂を磨くためなんですよ。人生の苦難が、実は成長の機会でもあるんです」

(魂……?)

私はなぜか、医師が語ったその話を、以前にも聞いたことがあるような気がしました。そして帰宅するとすぐに、その書籍を読み始めたのです。

「人間のほんとうの生命体というものは、何万年、何十万年、何百万年、何千万年、さらには何億年にもわたって、生き通しの生命なのです。(中略)魂というものは、あるいは人間の本質というものは、永遠の旅人なのです。それが実態であると言えます」

そこには、人間の本質が魂であることや、人はなぜ生まれてくるのか、死後どのような世界に還(かえ)るのかなど、人生の疑問に対する答えが、明確に書かれていました。

(肉体が亡くなっても、Tは魂として生き続けてるってことか……)

神や霊を信じていなかった私の胸の内から、なぜだか、温かいものが込み上げてくるのを感じました。妻もその書籍を読み、内容に驚きつつも感動しているようでした。

(死ねばすべて終わりだと思っていた。でもそれは、間違ってたのかもしれない……)

数週間後、私たちは書籍の巻末を見て、ハッピー・サイエンス(幸福の科学)のロサンゼルス支部を訪ねてみました。

出迎えてくれた支部長に、『永遠の法』を読んだことを伝えると、支部長はハッピー・サイエンスの教えについて、いろいろと説明してくれました。そして息子を亡くしたことを打ち明けると、親身になって私たちの悲しみを受け止め、励ましてくれたのです。

「もっとこの教えを学んでみようか」

私たち2人は、その日、ハッピー・サイエンスのメンバーになりました。

最高のギフトを届けたい

↑ ロサンゼルス支部で、仲間と学びを深めるM夫妻

それからというもの、私たちは大川総裁の書籍を次々と学び、週末は支部での礼拝や行事に参加するように。そうして仏法真理(※2)を学ぶうち、私は次第に性格が穏やかになり、心の平和を感じることが増えていきました。

以前は、職場などで理不尽なことがあると、納得できずに白黒つける性格でしたが、「多様な価値観を受け入れ、他の人を理解することが大切」という教えを学んだことで、周りの人々に自然と寛容な心を持てるように変わったのです。

また、入信したときにいただいた経文を、夫婦で朝晩読むことが習慣になりました。長い間、霊的なことを信じずに生きてきた私ですが、お祈りをすると、天上界の光に包まれているような感覚になるのです。

とても心が安らぎ、今では欠かすことのできない、大切な時間になっています。

そうした信仰生活を送るうち、いつも胸の中にあった息子を失った悲しみが、次第に和らぎ、癒やされていったのです。

(Tの魂にとっても、今世は短い人生を送ることに、大切な意味があったのかもしれない。僕たちもつらかったけど、人間として成長することができた。人生の出来事は、すべて意味があるんだ。この教えを皆に伝えたい―)

今までの私は、他の人に関心を持たず、コミュニケーションを取るのも苦手でした。しかし、息子の死を経験したことで、周りの人の苦しみにも気づくようになり、悩みを抱えている人がいたら自分から声をかけたり、相談に乗ったりできるようになったのです。

また、妻や支部の仲間とともに布教誌配布をしたり、知人に真理の書籍をプレゼントしたりと、教えを弘める活動も行うようになりました。毎日の生活のなかで、他の人の幸せを願って行動することが増えるにつれて、これまでにない深い幸福感に満たされるようになったのです。

ハッピー・サイエンスとの出合いがなければ、私は未だに、「神などいない」「あの世などない」と、盲目的な人生を送っていたことでしょう。今思えば、とても小さな世界観のなかで生きていたのだと感じます。

しかし真理を知った今は、これまでとは比べ物にならないほど広く豊かな世界に生きている喜びを感じます。

この信仰に出合うきっかけをくれたことが、息子からの何よりのギフトだと思っています。そしてこれからは私が、一人でも多くの方にこのギフトを届け、幸福の輪を広げていきます。

仏法真理をお説きくださる主エル・カンターレ(※3)に心からの感謝を捧げます。

(※2)人間を幸福に導く神仏の教え。人類に共通する普遍的なルール。
(※3)幸福の科学の信仰対象である地球神

書籍で学ぶ伝道は、人々を正しい道に導く愛

『不滅の法』(大川隆法 著/幸福の科学出版)第1章 世界宗教入門/「あの世はない」ことを証明できた人は、過去、一人もいないより抜粋したメッセージ

「あの世はない」ことを証明できた人は、過去、一人もいない

「正しい道に入る」とは、どういうことでしょうか。
「あの世がある」という世界観と、「あの世はない」という世界観とがあり、「この二つの選択肢のうち、どちらを選ぶか」ということには、賭けのような面があるかもしれません。

しかし、私は、2010年には、百数十人の霊人の言葉を公開霊言などで紹介し、霊言集を含む著書を一年間に50冊以上も刊行して、霊界の存在に関する数々の証明を行いました。「死後、霊天上界に還り、生前と同様の個性を持ったまま、この世の人たちを指導しようとしている人たちが、現に存在している」ということを、公開の場で数多く証明してきたのです。

これに対して、「信じるか、信じないか」ということは各人の自由ですが、少なくとも、百数十人の個性と、その教えの違いとを瞬時に使い分けられる人が、この世に存在するとは私には思えません。

「あの世があり、死後の世界がある」ということの証拠は、いくらでも出すことができます。私は、それを今も出し続けていますし、今後も出すことができます。しかし、「あの世はなく、死後の世界はない。人間は魂ではない」ということを証明できた人は、過去、一人もいません。それを私は指摘しておきたいのです。

あの世や魂の存在について、「私は信じない」と述べた人は大勢います。それは、「信仰心を持っていない」という意味での信仰告白を、個人的にしているだけなのですが、その害毒によって数多くの人を迷わせています。

しかし、「あの世の世界の存在を、まじめに真剣に訴えかけている人もいる」ということを、どうか忘れないでいただきたいと思います。その仕事が、みなさんが知っている数千年の歴史の中における、宗教家の尊い仕事だったのです。

「今、宗教家は本来の姿を取り戻さなければならない」と私は思っています。

この世に生きているかぎり、目には見えない霊的世界、あの世の世界を信じるのは難しいことですし、それを人々に信じさせる仕事も難しいことです。その難しい仕事をなしているのが宗教家です。宗教家は、本来、人々から尊敬されるような立場にいなければいけないのです。

日本人が、教育やマスコミ宣伝などによって、宗教を悪しきもののように何十年も教え込まれていたならば、その壁を破るのも、また、私たち幸福の科学の仕事であると思っています。

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幸福の科学 機関誌 隔月刊「ザ・伝道」一覧

この記事は、隔月発刊の機関誌「ザ・伝道」第150号より転載し、編集を加えたものです。

Kさん(40代・女性)

夫の死の悲しみを乗り越えて

「あなたが天国に旅立ってから、もうずいぶん経ちましたね。私も2人の息子たちも元気にすごしています。あなたも天国で、幸せに暮らしていますか?」

私は今、こうして笑顔で、天国にいる夫のことを想うことができます。

最愛の人を失い、一時は何も手につかなくなった私が、どのようにして悲しみを乗り越えていけたのかを、お話しさせていただきたいと思います。

余命宣告

「残念ながらご主人は、肺ガンの末期の状態です」

脇の下の腫(はれ)に気づき、念のために受けた検査。夫も同席するなかでの医師の告知に、私は愕然としました。

(何かの間違いに決まってる。毎年、人間ドックだって受けてるんだから!)

医師の説明では、ちょうど肋骨の陰に病巣があり、健康診断では見落とされていたということでした。さらに、リンパ節に転移したため、短期間で脳にまで遠隔転移。「運が悪かった」と言われました。

夫のいないところでは、「余命3カ月から半年」とも—。

まだ42歳の働き盛り。長男は中学受験を控え、次男は小学3年生です。

(どうしてなの? 私たち、何も悪いことはしてないのに。どうしてパパなの?)

頭の中が真っ白になりました。

押し寄せる後悔

夫のYとは、お見合い結婚でした。

「親孝行で優しそうな人だな・・・」。彼の誠実な人柄に惹かれました。お見合いの2カ月後には結納を交わし、翌年結婚。2人の男の子にも恵まれ、絵に描いたような幸せな結婚生活を送っていました。

それが一転、結婚13年目にして、突如苦しみのどん底に突き落とされたのです。

確かに、夫には喫煙の習慣がありましたし、発病した頃は仕事でもかなり無理を重ねていたようでした。自動車メーカーの輸出担当で海外出張も多い上、不況による人手不足で、帰宅が深夜1時、2時になることも珍しくなかったのです。

正直、「こんなになるまで、働く必要はあったの?」と会社を恨みました。

しかし何よりも、妻である自分を責めました。「毎日顔を見ていたのに、どうしてもっと早く異変に気づいてあげられなかったんだろう・・・」。悔やんでも悔やみ切れませんでした。

しのび寄る死の影

「絶対に治す方法があるはずだ」。私は連日、「ガン」と名の付く本を読みあさり、民間療法や健康食品も調べ尽くしました。しかし、必死の努力も空しく、病状は日に日に悪化。食欲も落ち、リンパ節が腫れて左腕が不自由になり、かつての元気な姿は見る影もなくなっていきました。

人前では決して不平や不満を口にしなかった夫が、ある時つぶやいた言葉が忘れられません。私に支えられながら病室を移動していた時、ふと鏡に映った自分の姿を見て一言、「みじめな自分・・・」と。

働き盛りで一線を退かなくてはならない悔しさ。幼い子供たちを遺していく不安。どれほど無念であったことでしょう。明らかに「死」に向かっている夫を前に、私はかける言葉を失っていきました。

一条の光

そんな、八方ふさがりの時です。母の友人で幸福の科学会員のTさんが、私たちの状況を聞き、『太陽の法』という幸福の科学の書籍を送ってくださったのです。

何か夫を励ます言葉が見つかるかもしれないと思い、読み始めました。

「人間は、はるかむかしから、永遠の生命をもって生きております」

「人間は、心です。魂です。ですから、死んであの世にもって還れるものは、あなたがた自身の心以外にはないのです」『太陽の法』より)

(永遠の生命? あの世? もしあの世があるとしたら、万が一、パパが亡くなっても、あの世でまた会えるってこと?)

すぐに確信は持てなかったものの、「死は永遠の別れではない」と思うと、絶望していた心が少し和らぎました。

Tさんにお礼の電話をすると、とても優しくお話ししてくださいました。「仏はいつも見守ってくださっているからね。つらいときほど、側で支えてくださっているからね」。その言葉に、どんなに勇気づけられたことでしょう。

この執着がパパを苦しめているの?

ガンの告知を受けてから1年ほど経ったある秋の日、病院へ向かう電車の中で、1枚の広告が目に留まりました。映画「太陽の法」の広告でした。

「これTさんが言ってた映画だ。観てみたいな。でも、病院に通わないといけないし、無理よね・・・」

そう思った2日後、自宅に1通の手紙が届きました。夫の元同僚の方からで、開けると、なんと映画「太陽の法」のチケットが2枚入っていたのです。

これも何かのご縁と思い、次男を連れて観に行きました。

人類の歴史を描いた壮大なストーリーに、はじめから引き込まれました。なかでも、お釈迦様が悟りを開くシーンは、今でもはっきりと心に焼きついています。

「家族を思う人間的な心であったとしても、それが執着となれば苦しみの原因となる。なにものにも執われず、小川の水のようにさらさらと流れていく境地に入っていくことだ・・・」(映画「太陽の法」より)

まるで自分のことを言われているようでした。

(「一日でも長く生きてほしい」という思い、これは私の執着なのかもしれない。この執着が、私だけでなく、パパも苦しめているのかな・・・)。

涙をこらえることができませんでした。

その後も、「もっと生きてほしい」という思いはなくなりませんでしたが、同時に、 「どうか夫の魂を救ってください」と願う気持ちが大きくなっていきました。

同じ境遇の友

幸福の科学に救いがあると感じた私は、Tさんの紹介で、東京の支部を訪ねました。支部長さんとスタッフの女性が、親身になって話を聞いてくださり、病気平癒のお祈りをしてくださいました。

そして帰り際に、「せっかくなので何かお土産を」と、小冊子の「ザ・伝道」をくださったのです。

家に帰って読んでみると、Mさんという方の手記が載っていました。

(Mさんて、あのMさん? 幸福の科学の会員だったんだ)

Mさんは、一緒にPTAの役員をしたこともあるご近所さんです。Mさんも、3人のお子さんを抱えてご主人をガンで亡くされていたのですが、信仰によってその悲しみを乗り越えた体験が紹介されていたのです。

「こんな近くに同じ境遇の知り合いがいたなんて」と、深いご縁を感じました。

ついにその時が

私が希望を取り戻していく様子を見て、夫も幸福の科学の書籍を読み始めました。『太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』『仏陀再誕』。筋力が落ちて、本が持てなくなると、御法話のCDを聴きました。

「あの世はある」と信じることだけが、私たち夫婦の唯一の救いだったのです。

その年の12月、自宅で療養していた時、夫がふと言いました。

「ママ、あの世で会おうね」

夫は自分の死期が近いことを悟っていたのでしょう。その2日後に、容態が急変—。

そして、年が明けた1月2日、家族が見守るなか、夫は安らかに息を引き取ったのです。舅が「人に自慢したくなるくらい、きれいな顔だ」と言うほど、美しい死に顔でした。

安らかに旅立ったことはせめてもの救いでしたが、いざ現実に夫の死に直面すると、生身を引き裂かれる思いでした。

「パパ、息して。息してよ!」。私はベッドのかたわらに泣き崩れました。

葬儀の間も泣き通しでしたが、火葬され、炉から出てきた遺骨を見た瞬間、「ああ、これでもう元に戻れない!」と。涙があふれて止まりません。私の足元には、小さな水たまりができました。

1人じゃないからね

やがて、冬休みも終わり、子供たちは学校へ、手伝いに来ていた両親も、帰っていきました。日中、家に1人になった私は、「これで思い切り泣ける」と、「わーっ」と声を上げて泣きました。

と、その瞬間、背中から、「ママ、ママ」と呼ぶ声がしたのです。(えっ?)と思ってふり返っても誰もいません。

(今のは確かにパパの声だ。心配して側にきてくれたんだ・・・)

四十九日が過ぎるまでは、故人の魂はこの世に留まるといいます。

「私がいつまでも泣いていたら、パパは安心してあの世に旅立てないかもしれない。パパのためにも、子供たちのためにも、がんばらなくちゃ」。自分で自分を励ましました。

しばらくして、「ザ・伝道」に載っていたMさんから、電話がありました。 葬儀にも参列してくださったMさんは、私の様子を心配して、支部に誘ってくださったのです。「幸福の科学の教えと、Tさんたちの優しさに救われた」と実感していた私は、その時、入会しました。

支部の皆さんはとても温かく、とくにMさんは、「1人じゃないからね。私は100%あなたの味方だからね」と、いつも側で支えてくださいました。

夫の愛に気づいて

多くの人の愛に支えられ、生きる力を取り戻していった私は、3カ月後には仕事を始めることができました。ありがたいことに、夫の上司が私たち家族の生活を案じ、同じ会社の事務の仕事を紹介してくださったのです。

15年間専業主婦だった自分が正社員になれるとは、夢にも思いませんでした。一時は恨んだ会社に、実はずっと支えられていたのだと気づかされました。

また、実際に不況下の中堅男性の仕事ぶりを目の当たりにして、夫がいかに厳しい環境で働いていたのかを知りました。常に120%を求められ、上司から厳しく叱責される。体調が悪くても無理を重ねてしまう。家族のために身を粉にして働いてくれていた夫の愛に気づき、深い感謝と尊敬の思いが湧いてきたのです。

奇跡が起きた日

夫への感謝を形に表したいと思った私は、その年の9月、支部で夫の「永代供養(えいたいくよう)」を申し込みました。そして同月、幸福の科学の総本山・正心館(栃木県宇都宮市)で「総本山・先祖供養大祭」に参加したのです。

今思えば、それが私の人生のターニング・ポイントだったと思います。

正心館に到着して礼拝堂に入ると、運良く前の方に1、2席空席がありました。席に案内されて間もなく、突然、「本日は、大川隆法総裁より御法話を賜ります」と、アナウンスが流れました。私は、仏の説法を直接聴くという奇跡の機会に巡り会えたのです。

大川総裁が登壇されると、一瞬にして、礼拝堂全体がなんともいえない清(さや)かな空気に包まれました。

(悟りたる方というのは、こんなにも清らかで尊いものなんだ・・・)。

初めて見る大川総裁は、とても神々しく光り輝いていました。

法話は、死後の導きのお話でした。

「あの世に還って初めて、生き通しの魂があるということを知った人は、ほんとうにびっくりします」「だから、できれば生きているうちに、知っていただきたいのです。何かこの世で縁を持っていただきたいのです。教えが書かれている本を一回読んだことがある、それだけでも悟りのよすがなのです」(法話「『総本山・先祖供養経』講義」より)

仏の慈悲深さに、私はただただ号泣しました。

「パパの魂も仏が救ってくださる・・・」。夫も隣で、仏と出会えたことを一緒に喜んでいるような気がしてなりませんでした。「パパのことは、もう仏にお任せしよう・・・」。

苦しみを通して得た魂の宝

それから1年経ち、2年経ち、「永遠の生命」の確信が深まるほどに、私の心の傷は癒されていきました。

夫との死別は、本当につらく苦しい体験でしたが、この経験を通して、私はたくさんの魂の宝を得ることができました。

他の人の悲しみや苦しみ、とくに愛する人を失うつらさは、実際に経験しなければ、本当の意味で理解することはできなかったでしょう。

また、私を支えてくださる多くの人の優しさにも、気づくことができました。そして、自分もまた、大切な人たちの力になりたいと思えるようになったのです。

あなたに会えてよかった

ある時、自分の人生をふり返っていて思いました。

「私は夫を亡くしたけど、TさんやMさんをはじめ、支えてくれる人がいる。子供たちもいる。両親もいる。健康で、仕事もある。私に欠けているものを数えたら片手で十分だけど、与えられているものを数えたら、両手両足を使っても足りない。私は本当に幸せ者だ」と。

夫と過ごした日々をふり返って、私は今、心から言うことができるのです。

「あなたと結婚できて、私は本当に幸せでした。私があの世に還ったとき、笑顔で再会できるように、あなたから合格点をいただけるように、私は残された人生を精一杯生きていきます。あなた、本当にありがとう。天国でまた会いましょう」

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体験談突然の父の死―。 ウツ状態になった青年が信仰に導かれて

突然の別れ

今から3年前。私は、突然父を失った悲しみに打ちひしがれていました。

当時、私と父は2人で暮らしていましたが、ある朝目覚めると、父が家に戻っていないことに気づいたのです。

携帯にかけてもつながらず、父の会社に連絡しても、出勤していないと告げられました。
知り合いに聞いてまわっても、誰も父の居所を知りません。

警察に捜索願いを出し、祈るような気持ちで連絡を待ちました。そして20日以上経ったころ、警察から、父が事件に巻き込まれ、帰らぬ人となっていたことを告げられたのです。

(どうしてこんなことに……)

父と最後に言葉を交わした日のことが悔やまれました。父が私に「出かけてくるよ」と言ったとき、なぜか無性に父とハグをしたくなったのに、私は「うん」と答えただけで父を見送ってしまったのです。

(父さんは、もう帰って来ないんだ)
いつもそこにいた父の姿は見えず、他愛のない話で笑い合うこともできません。私は寂しさに押し潰(つぶ)されそうになりましたが、父がまだどこかにいるような気がしてなりませんでした。

真実への目覚め

父さんのように、愛に生きるよ【体験談】

父を亡くしてから、すっかり口数が減り、ウツ状態になっていた私に、ある日、仲の良い職場の同僚が声をかけてくれました。

「今度スピリチュアルセミナーがあるんだけど、一緒に行ってみないか?」
彼は、そのセミナーに参加すれば、私の心が癒されるかもしれないと思ったのでしょう。
私は、スピリチュアルな分野には、あまり関心がありませんでしたが、気分転換に参加してみることにしたのです。

同僚に連れられて訪れた先は、幸福の科学のブラジル正心館でした。セミナーには、20人以上の青年が参加しており、霊界の様子が描かれている映画「永遠の法」※が上映されました。

(あの世はこんな世界なのか……)
初めて知る世界観に興味が湧きました。

さらに、講師が説明した幸福の科学の「愛の教え」を聴いたとき、心が大きく動かされたのです。

今まで私がカトリックの教会で聴いていた愛の教えは、抽象的な「神への愛」が中心でした。しかし幸福の科学では、神から受けている愛を、周りの人々への優しい行為として具体的に実践する「与える愛」の大切さを伝えていました。この教えは、私にとって、とても新鮮に感じられたのです。

(幸福の科学に入ったら、何かすごく大切なことに気づけるかもしれない)
私はその日、幸福の科学に入信しました。

父さんの魂は生きてる!

それからというもの、私は大川隆法総裁の書籍を読んだり、支部のセミナーに参加したりして、教えを学んでいきました。

私が非常に感銘を受けたのは、幸福の科学の「霊的人生観」です。幸福の科学では、人間は皆、神仏に創られた仏の子で、永遠の生命を持った存在であると説かれています。

人間は、数十年の人生が終われば消えて無くなるようなはかない存在ではなく、自分と縁のあるソウルメイトと一緒に何度も地上に生まれ変わって、さまざまな人生経験を通して魂を磨いている。

また、人生の試練は自分を成長させるための機会であり、人生を終えて地上を去った後は、自分の心境に応じた霊界に還っていく。

そして霊界でも、神仏を目指して心の修行を続けていく―。

学べば学ぶほど、納得がいきます。
(やっぱり父さんの魂は無くなってない。あの世で生き続けているんだ!)

キリスト教では、詳細な霊界の様子や、転生輪廻の思想は説かれていないため、私は「人間は死後どうなるのか」が分かりませんでした。しかし、この教えに出合ってはじめて、「この世とあの世を貫く真実の人生観」をつかむことができたのです。

私は、父が不幸な最期を遂げたことに苦痛を感じていましたが、こうしたつらい経験も、すべて人生の糧に変えていこうと、前向きな気持ちに変わっていきました。

また、幸福の科学で学んだ「感謝」の教えが私の心を癒してくれたのです。

支部の瞑想セミナーで、父が私に与えてくれた愛を一つひとつ思い出していきました。

私と姉がまだ幼いころ、母が病気で亡くなりました。それ以来、父は働きながら、慣れない家事を一生懸命にこなし、私たち姉弟を育ててくれたのです。また、父は困っている人を見ると放っておけず、助けに行く優しい人でした。父はいつも、与える愛に生きていたのです。

(父さん、これからは僕が、父さんのように他の人に愛を与えて生きるよ―)

神仏の光を感じてほしい

父さんのように、愛に生きるよ【体験談】

大川総裁の教えが、私の心に真理の光を投げかけ、不幸の底から救い出してくれました。

私と同じように、人生の問題に悩んでいる人にこの教えを伝えたくて、いつも幸福の科学の布教誌や書籍を持ち歩き、出会った人にお渡ししています。助けを必要としている方がいたら、お話に耳を傾け、ポジティブな言葉で励まします。

「私は幸福の科学で、人生の悩みや問題を解決して、成長する方法を学んだんだ。あなたの悩みも、きっと解決できるよ」

そうお話しすると、多くの人が教えに関心を持ってくれます。家族問題で悩んでいた友人は、支部のセミナーに参加し、学んだ教えを実践するうちに家族の関係が改善。それを機に幸福の科学のメンバーになり、家族のためにも本格的に教えを学び始めています。

この教えによって人生が照らされ、どんどん幸せになっている周りの方々の姿を見るのが、私の一番の喜びです。

今、大川総裁は数多くの教えを説かれ、その教えが世界各地に広がり、多くの人の心を救っています。私は、大川総裁が現代の救世主であると信じています。

この時代に主と共に生まれている多くの人々が、主への信仰に目覚め、主の光が臨んでいることに気づけるよう、これからも教えを弘めていきます。

※『永遠の法』(大川隆法 著/幸福の科学出版刊)を原作とする、 大川隆法製作総指揮のアニメ映画(2006年公開)。

書籍で学ぶ真実の人生とは

『愛、無限』(大川隆法 著/幸福の科学出版)1 霊的人生観の必要性より抜粋したメッセージ

唯物論から愛は生まれない

愛が生まれてくる原点には、生きているものの尊さに対する無限の信頼があります。「生きているもののすべてが尊い」と思わずに、どうして愛の気持ちが湧き起こってくるでしょうか。地球や、そこに生きている人間が、宇宙の塵にも等しい、つまらない存在であるならば、どうして愛が生まれてくるでしょうか。

人間が、そうしたつまらない存在であるならば、この二、三千年、あるいは、それ以上の長きにわたる、文明・文化という名の営み自体が、わずか数十年だけ地上に生きる人間の慰み事にしかすぎないことになってしまいます。すべての宗教や道徳は、また、おそらくは哲学も、虚妄、世迷い言となってしまうでしょう。

みなさんは、自分自身や他人を、そして、生きているものすべてを卑しめる、そのような思想に、心の底から共鳴できるのでしょうか。私は、それを問いたいのです。

「いや、そうではありません。私は、人間の尊さ、生き物の尊さを信じます。その生命が無限なるものから分かれてきていることを信じます。

人間は、一時の仮の世である、この世だけの存在ではなく、はるかなる世界に永遠のすみかを持つ存在であり、この地上に幾度も生まれ変わってきては、また去っていき、また来たる存在なのです」

このように考えることができる人にとっては、他の人には苦悩に満ちた地上界が、きっとユートピアのごとく見え、まったく違った世界が展開していくでしょう。そのときに初めて、人生というものは、虚しいものではなく、積極的なる意味を持ったものになると思うのです。

したがって、真実の人生を生きるためには、その出発点として、「霊的なる人生観」を打ち立てる必要があります。これなくしては、いくら議論を積み重ねたとしても、すべてが虚しくなるのです。

それは、ちょうど、砂浜で子供が砂の城をつくるようなものです。子供の目には、その砂の城は堅固な要塞のように見えるかもしれません。しかし、やがて沖から波が寄せてきて、その上を通り過ぎたとき、砂の城は、はかなくも消え去ってしまうのです。

同様に、根本に霊的人生観を持たなければ、そのあと、高度な議論をいくら積み上げたとしても、あるいは、いくら知識を学び続けたとしても、残念ながら、それは砂の城にすぎません。やがて人生の荒波をかぶったとき、もろくも崩れ去っていくことでしょう。

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経営難、障害、すべての苦難が光に変わった!【体験談】
アメリカで、ハッピー・サイエンス(幸福の科学)の教えを弘めている、D.Eさん。その情熱の奥には、つらい過去を乗り越えて、真理をつかんだ経験がありました。
D.Eさん(アメリカ)
月刊「幸福の科学」359号より転載・編集

人生の真実を求めて

人生の希望を見つけた!【体験談】

1996年8月、私はアメリカ合衆国のウィスコンシン州に生まれました。私が6歳になるころ、両親は離婚し、母は女手一つで、兄と弟、私の3人の子供を育ててくれました。

父とは離れて暮らしていましたが、週末だけは一緒に過ごすことができ、私はその時間を、いつも楽しみにしていました。

私が16歳のときのこと。ある朝、母のもとに1本の電話がかかってきました。そして母は、父が自ら命を絶ったと私に伝えたのです。私はひどくショックを受け、父を失った孤独感と絶望感に襲われました。

(父さん、どうして……)
人は死後、どうなるのか。天国、地獄はあるのか―。その疑問に答えてくれる人は、誰一人としていませんでした。

(僕は、何のために生きているんだろう)
悶々とした日々を過ごすうち、私の口数は減り、家族や友人との関係もぎくしゃくしていきました。ネガティブなことばかり考えるようになった私は、親友にさえ、否定的な言葉を投げかけ、気付けば多くの友人を失っていたのです。そんな自分がつくづく嫌になり、自己嫌悪に陥りました。

(何を支えに生きていけばいいんだろう)
このつらい状況から救ってくれる「何か」を求めて、宗教やスピリチュアル関係の書籍をひもといたり、インターネットで情報を探したりするようになりました。

運命の映画

ある日、インターネットの動画サイトで、ふと目に入った映像が気になり、クリックしました。それは、天地創造や仏陀の悟りが描かれたアニメ映画「太陽の法」でした。

私は、そのストーリーにどんどん引き込まれていきました。2600年前のインドの地で、仏陀が弟子たちに教えを説くシーンでは、不思議と熱いものが込み上げてきて、観ていられなくなるほど……。心の内に、光が差し込んでくるような感覚を覚えたのです。まるで、暗い洞窟の中から、一気に太陽の下に引っ張り出されたようでした。

(この映画のことを、もっと知りたい!)

『太陽の法』

私は映画の原作本である『太陽の法』を購入し、じっくりと読み進めていきました。そこには、人間は魂を磨くためにこの世に生まれてくることや、肉体は死んでも魂は永遠に生き続けることなど、他の宗教では得られなかった答えが、明確に説かれていたのです。

(人は魂修行のために、何度も生まれ変わる……。じゃあ、父さんもあの世で生き続けてるんだ! もっと教えを学んでみたい)

しかし、自宅のあるウィスコンシン州にはハッピー・サイエンスの支部がなく、私は1人で書籍を読み続けていました。気付けば1年間で、50冊以上も読破していたのです。

そして2016年3月、フロリダを旅行した際に、ようやくハッピー・サイエンスのフロリダ支部を訪ねることができました。緊張しながらも支部に足を踏み入れると、信者の皆さんが温かく迎えてくれ、とても親切に私の話を聞いてくれました。私はともに教えを学べる仲間がいる幸福感の中で、三帰誓願をすることができたのです。

未来への希望が見えた!

その後、私は支部のセミナーなどに参加し、自分の心を深く見つめるようになりました。

ハッピー・サイエンスでは、自分から他の人に優しくしたり、思いやりを持って接したりする「与える愛」の大切さを教えています。

私は今まで、家族や友人に「ああしてほしい」「こうしてほしい」と、自分の要求を押し付けるばかりでしたが、それが実は「奪う愛」の心であり、自分や周りの人々を不幸にする原因だったと気付いたのです。

(僕は今まで、周りの人を大切にしていなかった。自分から愛を与えることなんて、考えたこともなかったな……)

私は、これまでの自分の生き方を反省し、家族や友人と言い争うことをやめました。そしてできる限り、思いやりを持って接するようにしていくと、周囲の人々との関係が好転していったのです。

また私は、「お金は悪だ」「豊かな人は貪欲な人だ」と思っているところがありました。しかし、大川総裁の「富」や「繁栄」の教えを学ぶうち、一生懸命に働いて、世の中のために富を還元していくことは素晴らしいことだと分かったのです。

仕事の基本は「愛」であり、仕事を通して、人々を幸福にしていくことができると学びました。すると、大学でも、アルバイト先でも、心を込めて学業や仕事に打ち込めるようになったのです。

これは私にとって、とても大きな変化でした。私は未来に希望が持てるようになり、自分自身を肯定できるようになったのです。
(この教えを学べば、みんなが幸せになれる。多くの人に真実を伝えていきたい!)

アメリカに幸福を広げたい

人生の希望を見つけた!【体験談】

数カ月後の16年10月、私にとって、さらにうれしい出来事がありました。大川総裁のニューヨーク講演会が開催されたのです。

説法の間、私はまるで天国にいるような気持ちでした。大川総裁は、次期大統領にはドナルド・トランプ氏がふさわしいと述べられ、アメリカが世界のリーダーとして繁栄していく道を示されました。

そのひと月後の大統領選では、大川総裁が説かれた通り、大方の予想を覆してトランプ氏が当選。この結果によって、世界が良い方向に向かっていくと確信しています。

私は現在、大学で、大川総裁の書籍学習会や映画の上映会を開催しており、参加者のなかから、教えに感動してメンバーになる方も誕生しています。

大川総裁が説かれる、どんな人の悩みも解決する心の教えと、世界を平和に繁栄させる政治・経済の教えを伝えることが、私の使命だと思っています。アメリカ中に伝道し、本当に幸福な人を増やしていくために、これからも行動していきます。

書籍で学ぶ幸福の科学入門

『幸福の法』(大川隆法 著/幸福の科学出版)3 愛の原理より抜粋したメッセージ

「奪う愛」ではなく「与える愛」の実践を

みなさんは、「愛」と言うと、ほとんどは、好きな男性から愛されること、好きな女性から愛されること、親から愛されること、子供から愛されることなど、愛を貰うことばかりを考えるでしょう。そして、充分に愛を貰えないので悩むのでしょう。これを解決しなければいけません。 

みんな、愛が欲しい人ばかりで、与える人がいなかったならば、この世には愛が不足してしまいます。したがって、まず愛の供給をしなくてはいけないのです。それぞれの人が愛の供給をすれば、世の中は愛に満ちてきます。奪うことばかりを考えてはいけないのです。

愛不足の社会、奪う愛の社会は、たとえて言えば、ほとんどの人が、病人のように、病院のベッドで治療を受けていて、「あそこが痛い。ここが痛い。もっとよい薬をくれ。もっと楽にしてくれ」と言っているような状態なのです。みんながそのように言っているのでは困ります。もっと医者や看護師を増やさなくてはいけませんし、薬ももっと出さなくてはいけません。

したがって、自分のできるところから愛を与えていきましょう。人のためになることをしましょう。自分が幸福になりたいと言う前に、人を幸福にしようとしてごらんなさい。そういう人が増えたら、悩みは自動的に解決していくのです。

みなさんの苦しみのほとんどは執着であるはずです。それは、「人からこうしてほしいのに、してもらえない」という苦しみであるはずです。仏教では、これを「求不得苦」といいます。「求めても得られない苦しみ」という意味です。これは、釈尊の説いた、苦しみについての教えであり、「この世では、求めても得られないものがある」ということです。

いつまでも、「こうしてほしいのに、してもらえない」というようなことばかり言っていたら、幸福な人は一人も出てきません。まず、できることからやりなさい。人に対して、与える愛を実践することです。そこから道が開けるでしょう。

与える愛を実践している人は、すでに幸福への第一歩に入っています。まず、毎日が楽しいでしょう。それから、人が喜ぶ姿を見て、自分もうれしいでしょう。人が喜ぶ姿、人が幸福になる姿を見て、自分も幸福になれるようになったら、すでに天国への第一歩に入っているのと同じです。そういう人が死後に天国へ行くのです。

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