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餃子ぎょうざの製造会社を経営するKさん。実は、30歳のときに父親の負債総額約3千万円を引き受けることに―。
そんなKさんは、幸福の科学の教えを実践し、運命を切り拓いてきました。今回は、人生の「どん底」から事業を立ち上げ、発展を続けてきた経営者の体験談を紹介します。

K・Aさん(46歳・愛知県・会社経営者)
隔月「ザ・伝道」230号より転載・編集

体験談豊かさを引き寄せる心の法則

父の背中を追いかけた少年時代

1972年、私は養豚と農業を営む両親のもとに三男として生まれました。父は、祖父から引き継いだ農業だけでなく、養豚を本格的に始め、一代で大きくした実業家でした。そんな父は私の憧れで、いつしか自分も、「将来は、父のようになりたい」と思うようになっていました。

15歳のとき、7歳上の長兄が書店で大川総裁の書籍を買ってきたことをきっかけに、私は幸福の科学に出合いました。

人生に成功する心の法則から宇宙創世の真実まで、他では知りえないようなスケールの大きな教えに魅了され、夢中になって書籍を読んだのです。そして、19歳のときに「もっと真理を学びたい」と、兄たちと幸福の科学の会員になりました。

22歳頃のKさん。幸福の科学の豊橋支部にて

「このままでは家族共倒れだ」

私は地元の高校を卒業後、全国チェーンの雑貨屋に就職しました。そして、28歳のとき、「自分の会社を立ち上げたい」という夢を描いて雑貨の卸売おろしうりで独立の準備を進めていたのです。そんなある日、父から、ショッキングな話を打ち明けられました。

「A…。実は、うちの中華料理店の経営が危ないんだ。店を手伝ってくれないか?」

この何年か前に、父は養豚業をたたみ、2番目の兄と一緒に中華料理店を始めていました。しかし、経営は想像以上に厳しく、借金もできてしまったというのです。

(そんなに大変な状況だったのか……)

父が私に助けを求めてくることなど、今まで一度もありませんでした。よほど経営が苦しいのだと察した私は、自分の夢をいったん諦め、家業を手伝うことにしたのです。
実際に働き始めると、本当に厳しい状況が徐々に見えてきました。しかし、ただ黙って負債ふさいが膨らむのを見ているわけにはいきません。

(料理の味は良いと思うんだけどな……)

自分にできることを探していたとき、父自慢の手作り餃子を卸売することを思いついたのです。小売店に何度も足を運んで営業すると、ありがたいことに注文してくださるところがちらほらと出てきました。それでも、店の経営はなかなか回復させることができません。

(このままでは家族共倒れだ……なんとかしないとまずい)

2003年、私は突破口を見つけたいと、貯金をはたいて幸福の科学の中部正心館の『経営必勝法』研修に参加することにしたのです。

研修には、たくさんの経営者の方々が集っていました。まだ何の事業も起こしていない私はその中に混ざって参加したのです。
研修では、大きな成功ビジョンをありありと描くことの大切さについて解説がありました。

(「起業したい」という夢は何度も描いてきた。でも心のどこかで、「俺には無理じゃないか」って尻込みしていた気がする…)

思えば私は、憧れの父と比べて何もかも劣っている自分に自信がありませんでした。しかし、崖っぷちの今、「自分を信じて、とにかくやってみよう」と心のスイッチが切り替わったのです。そして、餃子の製造と販売で起業することを決心しました。30歳のときでした。

「どん底」の暮らしのなかでも見失わなかった希望

しかし、私が事業を始めてしばらく経つと、父の店は廃業が決まりました。家族が住む実家も競売にかけられそうになり、負債はすべて合わせると3千万円にものぼりました。

(親父もおふくろも、もう高齢だ。今から借金を返すのは難しいんじゃないか……)

私は、両親の代わりに借金を返済することにしたのです。今まで育ててくれた父母を見捨てることはできませんでした。

餃子工場は、ずいぶん前に豚舎として使っていた実家の倉庫をリフォームして使うことにしました。といっても、一文無しですから、ホームセンターで機材を買ってきて自分で改装した手作りの工場です。

当時、結婚したばかりの妻も、一緒になって汗を流してくれました。肝心の餃子製造機は、父の中華料理店で使っていたものをゆずり受けました。

そんなある日、父と自宅で過ごしていたときのことです。

「A、俺には財産も何も残ってない。お前にのこせた物は、あの餃子製造機だけだ」
「親父……」

ぼそりぼそりと、力なくつぶやく父を見て、私は必ず事業を成功させると心に誓ったのでした。

さっそく仕事を始めた私は、妻と二人で餃子を作っては、近所を一軒一軒まわって売り歩きました。

「ごめんください!餃子はいかがですか」
「ありがとう。この前、おたくの餃子をいただいたら、すごく美味しかったわ。今日も買おうかしら」

行商に行くと、うちの餃子をとても喜んで買ってくださるお客さんがたくさんいました。元々、雑貨を扱う会社を起業したかった私は、それまで「餃子の仕事は仕方なく始めた」と思っていました。

しかし、お客さんの笑顔を見て、餃子を作る自分の仕事に対する誇りが持て、何よりも情熱がふつふつと湧いてきたのです。

一方、一家の生活はまさに「その日暮らし」の状態。お金が足りないときは、家電や本や服など、売れそうなものは何でも売って食いつなぎました。しかし、そんななかでも、私も妻も、ちっとも卑屈にはなりませんでした。

幸福の科学で「心に描いた未来が現実になる」と学んでいたので、現状を悲観するのではなく、会社が発展した明るい未来をとにかく信じ続けたのです。

むしろ、「どうしたらお客さんに喜んでもらえるか」、アイデアを出して商品を考えたり、営業したり、自分で仕事を創造できることが嬉しく、休むことも忘れて無我夢中で働きました。

父親が経営していた中華料理屋の前で、家族と従業員の方々と一緒に撮った1枚。(Kさんは後列右端)
幸福の科学 中部正心館

国産無添加の餃子作りに挑戦

会社を始めて、5年近く経っていた2007年。仕事も軌道に乗り、両親も餃子の配達などを手伝ってくれるようになっていました。
そんなある日のことです。高齢の男性から工場に問い合わせの電話がありました。

「おたくの工場で、国産無添加むてんかの食材を使った餃子は作れないかい?」

その男性は経営している小売店で「素材にこだわった餃子」を販売したいと、新商品を探しているのだと言いました。
しかし、良い品が見つからず、困っているそうなのです。うちの会社の噂を聞いて、連絡したと聞きました。

(うちは無添加食品に加工する知識も、国産食材の仕入れルートもない。でも…)

一瞬、仕事を請けるかどうかためらいました。しかし、大川総裁の『常勝思考』の言葉が、ふと心に浮かんだのです。

「道を拓く方法を常に考える必要があります。現状で勝手にネックを決めるので
はなくて、常に、『どうすれば道が拓けるか』『何か工夫はないか』ということを考える必要があります―」

(そうだ。できないことはないはずだ。方法を探ってみよう)

うちの会社を頼ってくださったお客様を絶対に無下むげにはできない。私は、未経験の仕事に挑戦すると決めたのです。

それからは毎日、試行錯誤さくごの連続でした。まずお肉や野菜など、国産食材の情報集めを行います。納得する食材を求めて自ら農家さんのところへ足を運んでは、工場に持ち帰ってさまざまな組み合わせを試しました。

添加物が含まれた調味料を使わないで旨味を出す研究も重ねたのです。お客さんの期待に応えたい―。私は、その一心で商品開発に没頭しました。

そして、ついに餃子が完成。注文してくださったお客さんに、商品を届け、さっそく試食をしてもらいました。お客さんは餃子を口に入れ、箸を置きました。私は手に汗を感じながらお客さんの一言を待ったのです。

「Kくん、おいしいよ。これならいける。一生懸命やってくれてありがとう」

(良かった…!)

お客さんが喜ぶ商品を提供できたことに安堵しました。さらにお客さんは、私の仕事への姿勢を見て信頼してくださり、その後も発注してくださるようになったのです。そればかりか、他の小売店仲間や農家さんに私を紹介してくれました。以来、紹介をきっかけにまた次の仕事の注文が入るようになったのです。

(信用こそ財産だ―)

さらに、この直後、隣国で製造された冷凍餃子に毒物が混入していたという事件が発生し、「食品の安全」への世論の関心が一気に高まりました。完成したばかりのうちの国産無添加餃子は、口コミでまたたくまに広まったのです。

長年、Kさんが愛読している2冊。仕事のヒントを得るために折りにふれて開いている。

「経営者の心境が経営に現れる」

売り上げの上昇に合わせて社員も雇うようになり、会社はこのまま順調に発展を続けるかのように見えました。しかし、突如、業績がガクンと落ち込み、赤字が続いて経営危機になったのです。

(なんで売れないんだ……)

原因が分からず、パニックにおちいってしまいました。気がつくと、「今、どれくらい売れている?」と売り上げのことばかり考えていました。しまいには、「従業員がちゃんと働いていない のではないか」と大切な会社の仲間までも疑ってしまったのです。
ある日、心が波立っていた私に、知り合いの先輩経営者が声をかけてくれました。

「そんなことで一喜一憂するなよ」

その言葉にはっと我に返りました。売り上げが落ちたことにとらわれて、“もっと大事なこと”を見失っていたのです。
私は、自宅に安置している、幸福の科学の御本尊に祈って、これまでの自分の心の間違いを一つひとつ反省していきました。

(リーダーとしての自分の成長が追いついていなかった……)

大川総裁は『経営入門』のなかで「トップの能力の限界が、会社の発展の限界になる」と説かれています。まさに自分はトップに必要な大局観や、未来を見通した経営戦略などが持てていなかったことに気づいたのです。

「こちらが売りたいものを売っていた」ことなど、経営の改善ポイントはいくつも見つかりましたが、どれも根本をたどれば、トップである自分の「心の甘さ」からきていました。

(この危機をバネにしよう)

私は、仕事を見直しました。お客さんを観察し、「リピーターになってもらうためには何を提供したら良いか」を考え、餃子以外にも中華惣菜を作るなど、改善を重ねたのです。その結果、約3カ月で会社を立て直すことができました。

大黒天の使命を果たしたい

経営が危うかった時期は、私が日々の忙しさにかまけて、心をみつめる宗教修行をおこたっていた時期と重なっていました。

経営者こそ自己反省したり教養を深めたりすることが大切だと実感した私は、以来、幸福の科学の精舎や支部での研修や祈願に今まで以上に積極的に参加するようになりました。

ある時、幸福の科学の中部正心館の研修で瞑想に取り組んでいると、不思議な体験が臨みました。私の守護霊も一緒になって、餃子の営業に行っているビジョンが浮かんで見えたのです。

(目に見えない存在がいつも応援してくれているんだな…)

私たち人間は、神仏には生かされている存在です。その恩を世の中に返していくことこそが、仕事の本質なのだと思ったのです。

(これからもっと、豊橋や日本の発展に貢献したい!)

そう強く願った私は、畜産農家の皆さんと協力して、地元の野菜やお肉を使ったバラエティ豊かな餃子の開発と販売を精力的に行うようになりました。単に、地元の食材を使うのではなく、その魅力を最大限に引き出すことに挑戦していったのです。

また、今では地元の農家の方々のコミュニティに入って、皆さんの悩みを聞いたり、農産物のPRのお手伝いができないか提案したりするようになり、事業はさらに広がりつつあります。

会社を立ち上げたときは、多額の借金を抱え、なんとか生きてるような状況でした。今では借金も完済し、会社も成長させることができました。これもすべて、多くの方々の支えと、何より、神仏のご指導があったおかげです。

幸福の科学に出合っていなければ、私も家族も今ごろ、路頭に迷っていたかもしれません。今後は、世界も視野に入れて発展を続け、食を通して人々の暮らしを豊かにしていきたいのです。そのために私が出来ることは何でもさせていただきたいと思っています。そうした大黒天の使命を果たしていきます。

Kさんが毎月通っている幸福の科学中部正心館の真理経営者プロフェッショナルコース研修の資料
精舎研修で得たインスピレーションをヒントに開発した自社ブランドの小麦粉「桜」。
餃子の皮を製造するKさん。商品開発など社長業の合間に工場に入って製造を手伝うことも。
Kさんが足繁く通う幸福の科学豊橋支部の皆さんと。
同じ信仰を持つ仲間との語らいは、心がほぐれるひととき。

【解説】Kさんが豊かさを引き寄せたポイントとは

Point1 誠実に仕事をして、お客さんから信用された

大川総裁は、正直さや誠実さが信用の基礎であり、ビジネスの発展の原理だと説いています。Kさんは、どんなに難しい仕事でも、「お客さんの期待に応えたい」という誠実な思いで、挑戦していました。その姿勢がお客さんの信用や評判となって、会社は発展していったのです。

Point2「人や社会の幸福のために」という思いで働いている

Kさんは、自分の会社だけ儲かれば良いとは思わず、「お客さんに喜んでもらえるように」「日本全体が豊かになるように」という気持ちで仕事を続けてきました。富は、「他の人のために尽くそうという愛の思いを持って働く人のところに集まる」という法則があるのです。

書籍で学ぶ読むと人生に希望が持てるオススメBOOK

『心が豊かになる法則』(大川隆法 著/幸福の科学出版)

人生の成功をつかむ言葉

 

「お金を儲けよう」などと思う必要はまったくなく、お金というのは、熱心かつ誠実に、世のため人のためになる仕事をしようと思って、実際にそれをやってのけた人には、必ずついてきます。


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1991年の放送開始以来、多くのリスナーに愛され続けているラジオ番組「天使のモーニングコール」

関連リンク

信者体験談一覧
ラジオ番組「天使のモーニングコール」
大川隆法総裁 公開法話・霊言一覧
幸福の科学出版
幸福の科学の研修施設(精舎)
幸福の科学 機関誌 隔月刊「ザ・伝道」一覧

若いころは、出世欲のままに猛進していたというS・Yさん。あるとき幸福の科学の書籍を手に取り、それまでの人生観・仕事観が一変しました。現在、コンサルタント業を通して「恩返しの人生」を歩むSさんにお話を伺(うかが)いました。
S・Yさん(東京都・60代・男性)
月刊「幸福の科学」377号より転載・編集

体験談定年後に起業して収入が倍増―。

私は二十代のころ、大手コンビニエンスストアのマーチャンダイザーとして、新商品の開発や、仕入れ交渉などを担当していました。

「この商品、1千万個仕入れるので、1つ当たり1円値引きしてくれますね?」
「えっ? そこまでの値引きは…」
「それなら、もうお宅とは取引しませんよ」

私の任務は取引先に圧力をかけ、値引き交渉を成立させること。相手の事情は一切考慮せず、大手の強みを盾(たて)に要求をのませていき、異例の早さで部長にまで昇進しました。

 (よし、業界トップを目指すぞ!)

当時の私は、出世と年収増を目標に、1日3箱もタバコを吸いながら、がむしゃらに働いていました。でも、心は晴れなかったのです。

病床で読んだ「神様の言葉」

そんな生活を何年も続け、34歳になった冬。私は肺炎にかかり、高熱と呼吸困難で、大変な苦しみを味わいました。
医師から、完治するまで自宅で療養するようにと勧められた私は、ある日、机の上の数冊の本を手に取りました。

それは、少し前に書店で見つけ、興味がわいて購入していた『キリストの霊言(れいげん)』や『天照大神(あまてらすおおみかみ)の霊言』という本でした。霊言というのは、霊人たちのメッセージが、霊能者である大川隆法(おおかわりゅうほう)氏を通して語りおろされたものです。

読んでみると、「愛の大切さ」や「死後の世界の様子」など、今まで学んだことのない真理が語られていて、引き込まれました。そして、なぜか、涙があふれて止まらなくなったのです。

(ああ、なんだか心が楽になった気がする…。もっと、読んでみたいな)

以来私は、大川総裁の著書を次々と読み、地元の幸福の科学の支部で入会。活動にも参加するようになりました。

仕事は「人を幸福にする」もの

そのころ、私が最も”衝撃”を受けたのは、書籍『発展思考』(※1)で学んだ教えです。

「『人々の幸福を退(しりぞ)けてでも、自分ひとりが幸福になればよい』と思っている人のところに幸福はやって来ない」

ということです。
世の人々を潤(うる)おそうとして、幸福にしようとして、素晴らしい仕事を成し遂(と)げていく人のところには、富が集まってくるのです。

そこには、他の人を幸せにすることが自分にとっての本当の幸福であり、仕事においても成功する道であると説かれていました。

(そんなこと考えもしなかった。俺は自分の実績しか頭になかった…)

私との交渉で、無理な要件をのまされたメーカー担当者の苦しげな表情や、恨(うら)みのこもった視線が思い出されました。

(ああ、申し訳なかったな…。これからは、相手のことも考えて仕事をしよう)

私は、書籍で学んだ大川総裁の教え(仏法真理(ぶっぽうしんり)〈※2〉)を実践していきました。商談では、相手の発展も考えて共栄できる道を探し、職場では、周りの人に明るい言葉をかけたり、部下の育成にも心を込めたり…。
すると、次第に仕事が楽しくなり、生きがいを感じるようになりました。また、「人の幸福に役に立つ仕事」を考えていると、あるとき、こんな考えが浮かんできたのです。

(うちの会社では、新規に100店舗のコンビニを開くと、そのうち20店舗は採算割れで閉店に追い込まれ、不幸なオーナーが生まれている。これをなんとかできないかな…)

そこで私は問題解決に着手し、店舗の立地条件からあらかじめ集客率や利益率を見積もることができる「売り上げ予測システム」を開発。それにより、新規店舗の倒産率が大幅に下がり、多数の社員やオーナーに喜ばれるとともに、自社の業績にも貢献できたのです。

(仏法真理を実践すれば、多くの人が幸せになるし、企業も発展していくんだ―)

※1:『発展思考』―無限の富をあなたに―(大川隆法著 幸福の科学出版刊)
※2:時代や地域を超えて、人類を導く普遍の真理。大川総裁が説く、幸福の科学の教え。

「生涯現役」でお役に立つために

大川総裁の教えとの出合いは、私の人生観、仕事観を180度変えてくれました。『常勝(じょうしょう)思考』(※3)という書籍では、

「人生を百二十歳まで想定して人生計画を立てる」

ことを勧められています。それまでの私は、会社での出世しか頭にありませんでしたが、「生涯を通してお役に立つこと」が人生の目標になり、この教えを他の人に伝える伝道活動にも力を入れたいと思いました。

しかし、会社員の立場では伝道活動に制約があり、新たな経験を積みたいという気持ちもあったため、私は独立を決意。41歳でコンビニのオーナーになったのです。従業員を雇(やと)って店舗を運営しながら、地域のお宅に伝道する生活が始まりました。

また、月に一度は幸福の科学の精舎(しょうじゃ)研修(※4)に参加。

そのなかで、経営に関する数々のインスピレーションをいただくと同時に、私が次にチャレンジするべき仕事が見えてきたのです。それは、「物流」に関する仕事でした。

( 今はどこの企業も「物流コストの増大」に悩んでいる。これを解決できたら、多くの企業がもっと発展できるのでは…)

例えば、コンビニは店舗が小さいため、商品は少量ずつ一日に何度も届けてもらいますが、その運送料を支払うメーカー側には大きな負担です。数社のメーカーが共同でトラックをチャーターし、「共同配送」することで、各社の支払い額が抑えられますが、それをコーディネートする仕事の担い手は、ニーズに比べてまだまだ少ないという現状がありました。そんな問題意識をもって精舎研修を重ねるうち、次第にはっきりとしたインスピレーションを受けるようになっていきました。

「物流業界にある、古いやり方や体質を変えていけば、いろいろな人のためになります。ビジネスチャンスも、そこにあります―」

(やはり、私の次の人生のステージは「物流」だ。ここに使命があるに違いない)

そのように確信をつかんだ私は、9年間続けたコンビニ経営に終止符を打ち、50歳で新たに転職活動を始めたのです。

※3:『常勝思考』―人生に敗北などないのだ。―( 大川隆法著 幸福の科学出版刊)
※4:精舎とは、幸福の科学の研修・礼拝施設のこと

六十歳で起業し、収入も倍増

するとほどなく道が開かれ、ある物流会社に営業部長として迎えられました。

私はそこで、物流コストを大幅に削減できるビジネスモデルを開発。3億円規模の事業に成長させました。それが転機となり、次は大手総合商社で新規の物流事業を担当。8年間で22億円超まで事業を拡大させることができたのです。

(この仕事は、まだまだニーズがある。60歳以降は、独立してやっていこう)

大川総裁は、シニア世代に向けて「生涯現役人生」を送るための教えを数多く説いています。私はそれらの法話を指針として、起業のための勉強を重ね、分析力やプレゼン力を磨いていきました。また、健康維持のために、毎日8000歩以上歩くことも日課として取り組みました。

「sさん、給料は半分になりますが、65歳まで会社に残りませんか」

人事部はそう言ってくれましたが、私は「シニア起業」を実現するため60歳で退職し、その翌日に物流コンサルタント会社を起業しました。新たな人生への出発です。

私の仕事は、顧客企業のモノの流れを分析し、より低コストで効率的な物流システムを提案すること。

そして、顧客企業を開拓する営業の仕事は、情熱と実力を備えた若いパートナー企業の方が担ってくれています。そうした良いご縁(えん)をいただき、業績は順調に伸びています。収入は、会社員時代の倍になりました。

大川総裁は『エイジレス成功法』で、若い人と友達になることを勧めておられますが、私も現在、若い方々と仕事をするなかで、たくさんの刺激と学びをいただいています。おかげで、自分では今も40歳ぐらいのつもりで毎日を送っています。

私は、幸福の科学に出合って以来、人生の岐路(きろ)で神仏のお導きをいただき、幸福になる道を歩んでくることができました。これからも年齢にとらわれず、自分の使命である仏法真理の伝道と仕事に力を尽くし、奉仕の人生を貫つらぬいていきたいと思います。

(マーカーを引きながら繰り返し読み込んだ、Sさんの『発展思考』)

(精舎の経営研修でスピーチするSさん。大川総裁の教えをどのように実践して成功したかを伝え、企業希望者をサポートしている。)

書籍で学ぶ生涯現役の心構え

『生涯現役人生』P.92(大川隆法 著/幸福の科学出版)

戦略的に生きれば「能力」はまだまだ上がる

戦略的な生き方をすることが大事です。「自然のままに任せて、朽ちるのを待つ」というような生き方をしては相成りません。

世の中の会社では、勝手に定年を決められ、定年になると「もう勤めは結構です」と言ってくるので、こちらはこちらで自衛手段を立てていかなければなりません。できるだけ長く、世の中のお役に立てる生き方を研究し、対策を怠らなければ、いろいろな道が開けてくるはずです。

自然のままに任せれば、年齢と共に能力も落ちていくでしょうが、”焼き”を入れ直せば、またグッと上がるものです。要は、心がけ次第なのです。

「人生の問題集」を見つけ、解決しませんか?

心の力を、あなたも使おう心の力を使おう

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若いころは、出世欲のままに猛進していたというS・Yさん。あるとき幸福の科学の書籍を手に取り、それまでの人生観・仕事観が一変しました。現在、コンサルタント業を通して「恩返しの人生」を歩むSさんにお話を伺(うかが)いました。
S・Yさん(東京都・60代・男性)
月刊「幸福の科学」377号より転載・編集

体験談定年後に起業して収入が倍増―。

私は二十代のころ、大手コンビニエンスストアのマーチャンダイザーとして、新商品の開発や、仕入れ交渉などを担当していました。

「この商品、1千万個仕入れるので、1つ当たり1円値引きしてくれますね?」
「えっ? そこまでの値引きは…」
「それなら、もうお宅とは取引しませんよ」

私の任務は取引先に圧力をかけ、値引き交渉を成立させること。相手の事情は一切考慮せず、大手の強みを盾(たて)に要求をのませていき、異例の早さで部長にまで昇進しました。

 (よし、業界トップを目指すぞ!)

当時の私は、出世と年収増を目標に、1日3箱もタバコを吸いながら、がむしゃらに働いていました。でも、心は晴れなかったのです。

病床で読んだ「神様の言葉」

そんな生活を何年も続け、34歳になった冬。私は肺炎にかかり、高熱と呼吸困難で、大変な苦しみを味わいました。
医師から、完治するまで自宅で療養するようにと勧められた私は、ある日、机の上の数冊の本を手に取りました。

それは、少し前に書店で見つけ、興味がわいて購入していた『キリストの霊言(れいげん)』や『天照大神(あまてらすおおみかみ)の霊言』という本でした。霊言というのは、霊人たちのメッセージが、霊能者である大川隆法(おおかわりゅうほう)氏を通して語りおろされたものです。

読んでみると、「愛の大切さ」や「死後の世界の様子」など、今まで学んだことのない真理が語られていて、引き込まれました。そして、なぜか、涙があふれて止まらなくなったのです。

(ああ、なんだか心が楽になった気がする…。もっと、読んでみたいな)

以来私は、大川総裁の著書を次々と読み、地元の幸福の科学の支部で入会。活動にも参加するようになりました。

仕事は「人を幸福にする」もの

そのころ、私が最も”衝撃”を受けたのは、書籍『発展思考』(※1)で学んだ教えです。

「『人々の幸福を退(しりぞ)けてでも、自分ひとりが幸福になればよい』と思っている人のところに幸福はやって来ない」

ということです。
世の人々を潤(うる)おそうとして、幸福にしようとして、素晴らしい仕事を成し遂(と)げていく人のところには、富が集まってくるのです。

そこには、他の人を幸せにすることが自分にとっての本当の幸福であり、仕事においても成功する道であると説かれていました。

(そんなこと考えもしなかった。俺は自分の実績しか頭になかった…)

私との交渉で、無理な要件をのまされたメーカー担当者の苦しげな表情や、恨(うら)みのこもった視線が思い出されました。

(ああ、申し訳なかったな…。これからは、相手のことも考えて仕事をしよう)

私は、書籍で学んだ大川総裁の教え(仏法真理(ぶっぽうしんり)〈※2〉)を実践していきました。商談では、相手の発展も考えて共栄できる道を探し、職場では、周りの人に明るい言葉をかけたり、部下の育成にも心を込めたり…。
すると、次第に仕事が楽しくなり、生きがいを感じるようになりました。また、「人の幸福に役に立つ仕事」を考えていると、あるとき、こんな考えが浮かんできたのです。

(うちの会社では、新規に100店舗のコンビニを開くと、そのうち20店舗は採算割れで閉店に追い込まれ、不幸なオーナーが生まれている。これをなんとかできないかな…)

そこで私は問題解決に着手し、店舗の立地条件からあらかじめ集客率や利益率を見積もることができる「売り上げ予測システム」を開発。それにより、新規店舗の倒産率が大幅に下がり、多数の社員やオーナーに喜ばれるとともに、自社の業績にも貢献できたのです。

(仏法真理を実践すれば、多くの人が幸せになるし、企業も発展していくんだ―)

※1:『発展思考』―無限の富をあなたに―(大川隆法著 幸福の科学出版刊)
※2:時代や地域を超えて、人類を導く普遍の真理。大川総裁が説く、幸福の科学の教え。

「生涯現役」でお役に立つために

大川総裁の教えとの出合いは、私の人生観、仕事観を180度変えてくれました。『常勝(じょうしょう)思考』(※3)という書籍では、

「人生を百二十歳まで想定して人生計画を立てる」

ことを勧められています。それまでの私は、会社での出世しか頭にありませんでしたが、「生涯を通してお役に立つこと」が人生の目標になり、この教えを他の人に伝える伝道活動にも力を入れたいと思いました。

しかし、会社員の立場では伝道活動に制約があり、新たな経験を積みたいという気持ちもあったため、私は独立を決意。41歳でコンビニのオーナーになったのです。従業員を雇(やと)って店舗を運営しながら、地域のお宅に伝道する生活が始まりました。

また、月に一度は幸福の科学の精舎(しょうじゃ)研修(※4)に参加。

そのなかで、経営に関する数々のインスピレーションをいただくと同時に、私が次にチャレンジするべき仕事が見えてきたのです。それは、「物流」に関する仕事でした。

( 今はどこの企業も「物流コストの増大」に悩んでいる。これを解決できたら、多くの企業がもっと発展できるのでは…)

例えば、コンビニは店舗が小さいため、商品は少量ずつ一日に何度も届けてもらいますが、その運送料を支払うメーカー側には大きな負担です。数社のメーカーが共同でトラックをチャーターし、「共同配送」することで、各社の支払い額が抑えられますが、それをコーディネートする仕事の担い手は、ニーズに比べてまだまだ少ないという現状がありました。そんな問題意識をもって精舎研修を重ねるうち、次第にはっきりとしたインスピレーションを受けるようになっていきました。

「物流業界にある、古いやり方や体質を変えていけば、いろいろな人のためになります。ビジネスチャンスも、そこにあります―」

(やはり、私の次の人生のステージは「物流」だ。ここに使命があるに違いない)

そのように確信をつかんだ私は、9年間続けたコンビニ経営に終止符を打ち、50歳で新たに転職活動を始めたのです。

※3:『常勝思考』―人生に敗北などないのだ。―( 大川隆法著 幸福の科学出版刊)
※4:精舎とは、幸福の科学の研修・礼拝施設のこと

六十歳で起業し、収入も倍増

するとほどなく道が開かれ、ある物流会社に営業部長として迎えられました。

私はそこで、物流コストを大幅に削減できるビジネスモデルを開発。3億円規模の事業に成長させました。それが転機となり、次は大手総合商社で新規の物流事業を担当。8年間で22億円超まで事業を拡大させることができたのです。

(この仕事は、まだまだニーズがある。60歳以降は、独立してやっていこう)

大川総裁は、シニア世代に向けて「生涯現役人生」を送るための教えを数多く説いています。私はそれらの法話を指針として、起業のための勉強を重ね、分析力やプレゼン力を磨いていきました。また、健康維持のために、毎日8000歩以上歩くことも日課として取り組みました。

「sさん、給料は半分になりますが、65歳まで会社に残りませんか」

人事部はそう言ってくれましたが、私は「シニア起業」を実現するため60歳で退職し、その翌日に物流コンサルタント会社を起業しました。新たな人生への出発です。

私の仕事は、顧客企業のモノの流れを分析し、より低コストで効率的な物流システムを提案すること。

そして、顧客企業を開拓する営業の仕事は、情熱と実力を備えた若いパートナー企業の方が担ってくれています。そうした良いご縁(えん)をいただき、業績は順調に伸びています。収入は、会社員時代の倍になりました。

大川総裁は『エイジレス成功法』で、若い人と友達になることを勧めておられますが、私も現在、若い方々と仕事をするなかで、たくさんの刺激と学びをいただいています。おかげで、自分では今も40歳ぐらいのつもりで毎日を送っています。

私は、幸福の科学に出合って以来、人生の岐路(きろ)で神仏のお導きをいただき、幸福になる道を歩んでくることができました。これからも年齢にとらわれず、自分の使命である仏法真理の伝道と仕事に力を尽くし、奉仕の人生を貫つらぬいていきたいと思います。

(マーカーを引きながら繰り返し読み込んだ、Sさんの『発展思考』)

(精舎の経営研修でスピーチするSさん。大川総裁の教えをどのように実践して成功したかを伝え、企業希望者をサポートしている。)

書籍で学ぶ生涯現役の心構え

『生涯現役人生』P.92(大川隆法 著/幸福の科学出版)

戦略的に生きれば「能力」はまだまだ上がる

戦略的な生き方をすることが大事です。「自然のままに任せて、朽ちるのを待つ」というような生き方をしては相成りません。

世の中の会社では、勝手に定年を決められ、定年になると「もう勤めは結構です」と言ってくるので、こちらはこちらで自衛手段を立てていかなければなりません。できるだけ長く、世の中のお役に立てる生き方を研究し、対策を怠らなければ、いろいろな道が開けてくるはずです。

自然のままに任せれば、年齢と共に能力も落ちていくでしょうが、”焼き”を入れ直せば、またグッと上がるものです。要は、心がけ次第なのです。

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精密な描写で写実的に描く「スーパーリアリズム」のイラストレーターとして活躍しているMさん。同業者への嫉妬心を克服することで成功への道が開けていった軌跡を聞きました。
(M.Yさん・東京都・50代・男性)
月刊「幸福の科学」378号より転載・編集

体験談 「祝福」と「努力」が成功への鍵

念願のイラストレーターになるも…

1988年の秋。当時24歳だった私は、師事(しじ)していたイラストレーターのもとを離れ、フリーランスとして独立しました。高校時代からの夢だったイラストレーターになれた喜びと、
「この仕事で食べていけるのだろうか」
という不安が半々でしたが、友人の紹介で仕事をいただき、まずまずのスタートを切ることができました。

それからすぐのこと。仕事の合間に、プロのイラストレーターの作品が紹介された雑誌を読んでいたとき、ふと、あるイラストが目に留まりました。

写真を超えたリアリズム、卓越(たくえつ)した描写。しかも、作者の年齢は、私よりも年下でした。

(俺より若いのに、こんなに絵が上手くて、売れてるんだ…)

胸のあたりがモヤモヤして、不快な気持ちになりました。さらに雑誌のページをめくると、個性的なイラストで人気を博しているイラストレーターが紹介されていました。

(どう見ても俺の方が上手いのに、なんでこの人が売れてるんだ? 悔しい―)

私とは画風が違う方ですが、売れているというだけで嫉妬心が湧(わ)いてきて、どうしてもケチをつけたくなってしまいます。

苦い思いを味わいたくなかった私は、次第に他人の作品を見るのを避けるようになっていきました。

しかし、家から一歩外に出れば、電車の広告や本の表紙など、イラストレーターの作品はあちこちにあり、すぐ視界に入ってきます。
それを見るたびに心が揺れました。

嫉妬を感じる相手は「自分の理想像」?

嫉妬心に悩みながらも、自分の仕事を淡々とこなし、2年がたったある日。

「ねぇ、Mくん。これ読んでみない?」

友人から、大川隆法総裁の書籍『ピカソ霊示集』(※1)や、『太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』(※2)を勧められました。そのなかで説かれていた深い愛の教えや、霊的世界の仕組みに感銘を受け、もっとこの教えを学びたいと思い、幸福の科学に入信。経典を学んだり、大川総裁の大講演会に足を運んだりするようになりました。

そして、1993年の2月。横浜アリーナでの大川総裁の大講演会「愛、無限」(※3)に参加しました。そこで、思いがけず、今まで悩んできた嫉妬心に対する答えを与えられたのです。

「嫉妬に打ち克(か)つ方法は何でしょうか。それは祝福(しゅくふく)の心です。自分が嫉妬している対象こそが、実は自分自身の理想像にほかならないのです」

「自分が理想とする相手は、尊敬すべきであり、肯定すべきなのです。『自分もそのようになりたい』と思ってこそ、その理想に対して、一歩一歩、近づいていくことができるのです。ところが、嫉妬を始めた瞬間から、もはや近づくことはできなくなって、遠ざかっていきます」

この言葉を聴き、ハッとしました。

(そうか、自分が嫉妬を感じる相手は、「自分の理想像」なんだ―。人気がある作家に嫉妬してばかりでは、その人たちから遠ざかってしまう。このままではいけない…)

さらに、「嫉妬心の元には劣等感がある」と説かれたことも、私の心に深く残りました。

その日の講演を聴いて、「劣等感を克服しなければ、嫉妬心は消えない。そして、劣等感や嫉妬心を乗り越えるには努力が要る」ということが分かりました。私は自分を変えるために、「今まで嫉妬していた方々の活躍を素直に認め、相手から学び、努力していこう」と心に誓ったのです。

※1 :『 ピカソ霊示集』は現在、『大川隆法霊言全集』第38巻、第39巻に収録されている(どちらも大川隆法 著 宗教法人幸福の科学刊)。
※2 :『 太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』は、幸福の科学の教えの輪郭を示した基本三部作(すべて大川隆法 著 幸福の科学出版刊)。
※3 : この法話は、書籍『愛、無限』( 大川隆法 著 幸福の科学出版刊)に収録されている。

祝福と努力を重ねて

それから私は、人気作家のイラストが紹介されている雑誌を買って、研究を重ねました。仕事の合間を見ては、「絵が上手い人たちはどんな努力をしているのか」「自分に足りないものは何なのか」をとことん考え、優れた技法を見習うようにしたのです。

しかし、嫉妬心はすぐにはなくならず、祝福も簡単にはできませんでした。売れているイラストレーターを見ると、どうしても嫉妬の思いが湧き上がってしまいます。

(ああ、やっぱり悔しい―)

そのたびに、「嫉妬を祝福に切り替える努力」をしました。

(こんなに成功して、スゴイなぁ)

最初はなかなか心がついていかず、”形だけ”の祝福のことも多かったのですが、それでも「祝福」の2文字を念頭に努力を続けていくと、少しずつ心が変わっていきました。

例えば、有名イラストレーターのAさんに対しては、

(絵の上手さに、本当に脱帽するなぁ。この方の後ろ姿を見ているからこそ、俺も成長できる。ありがたいな―)

また、個性的なイラストが人気で、「絵の上手さに欠ける部分は、絵を売り込む交渉力で補う」というBさんに対しては、

(知識が豊富で人間としても魅力的だから、成功しているんだな。交渉力についてはBさんを見習っていこう)

と思うようにしたのです。

さらに、制作ツールに関しては、多くの人気作家がパソコンとペイントソフトを用いて描いているので、私もチャレンジすることにしました。それまでは、

(新しい道具にかぶれやがって…)

と、やっかむ気持ちがあり、私自身はアクリル絵の具と筆で描いていたのですが、そういうこだわりも捨ててみようと思ったのです。

当時は既に40代半ばで、今からできるのかと不安もありましたが、一から使い方を学んで努力を続け、なんとか修得することができました。そして、ちょうどそのころに開催されていたイラストコンテストに応募してみると、驚いたことに第二位を受賞したのです。

(チャレンジしてみて、良かった―)

仕事が広がっていく喜び

そうした努力を続けるうちに、大手企業の広告の仕事を依頼されたり、銀座や恵比寿で個展を開催できたりと、仕事の幅が広がっていきました。さらに、大川総裁の書籍の表紙のイラストを描く機会にも恵まれたのです。
私にとって、イラストレーター冥利に尽きる大変光栄なことでした。

(主エル・カンターレや、この本を読まれる皆さまに、喜んでいただけますように―)

そんな願いを込め、今まで培ってきた経験や技術のすべてを出し切って描かせていただきました。本当に夢のような出来事でした。

その後は、海外での仕事のチャンスが巡ってきたこともありました。20年以上お世話になっている著名なグラフィックデザイナーの方から、イギリスでの展覧会の仕事のお誘いをいただいたのです。

「Mくん。今度、ロンドンのデザイン・ミュージアムでこけら落とし展を開催するんだけど、手伝ってくれない?」

私は喜んで仕事を引き受け、真心込めて絵を描かせていただきました。

以前は、人目に触れない小さな仕事をポツポツとこなすことが多かったので、活躍の場が海外にまで広がり、喜びと感謝で胸がいっぱいでした。

そのように、一歩一歩と実績を積んでいくにつれ、心にゆとりが生まれ、気がつくと他のイラストレーターに対する嫉妬心をほとんど感じなくなっていきました。自然と祝福ができるようになるまで、15年はかかったと思います。

私は、大川総裁の教えのおかげで嫉妬の苦しみから自由になり、幸せな気持ちで大好きな絵の仕事を続けられています。「祝福」の思いを持って努力することで、心も磨かれ、実力も上がっていくことを実感しました。

これまでお導きくださった主エル・カンターレや、お世話になった恩師、良い刺激をくださる同業の皆さま、仕事をくださるクライアントの方々―。皆さまへの感謝の思いを胸に、後世に遺せる素晴らしい作品を描いていきたいと思います。

月刊誌378号 2(スーパーリアリズムの手法を極め、独特な存在感を醸(かも)し出しているMさんの作品)

月刊誌378号 3(「いつも、クライアントのご期待以上の仕事ができるよう、心がけています」と、仕事に対する熱意を語るMさん)

書籍で学ぶ嫉妬を感じる相手に対して「祝福の心」を持つ

『真実への目覚め』P.116(大川隆法 著/幸福の科学出版)

嫉妬は自分の理想像の否定

本当は、表面意識下では実現を願っているにもかかわらず、目標になるべき方向にいる人に嫉妬することによって、みなさんは、その方向に進むことができなくなるのです。

なぜならば、みなさんには、嫉妬をしている対象に対して、必ず、批判をし、悪口を言い、その人の欠点を指摘するようになる傾向があるからです。

ここは大事なところです。みなさんが心に感じる嫉妬が、「本当は、この人のようになりたい」と思う人に対するものであることを、素直に認めることができたならば、嫉妬の心を抑えて、逆に祝福の心を持っていただきたいのです。

祝福の心は「肯定の心」です。「かくありたい」と願う心です。祝福の心は、「他の人の幸福を願う心」なのです。

その心を持っていれば、みなさんは、自分が祝福している人の方向に向かって、人生を歩んでいくようになるのです。

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