Archive for the ‘ヒーリング・病気’ Category

この記事は、隔月発刊の機関誌「ザ・伝道」第126号より転載し、編集を加えたものです。

夫が舌ガンに

「舌ガンだそうだ・・・すぐ手術しなければいけないらしい」
「口内炎じゃなかったの!?」

病院から帰宅した夫の報告に、私は呆然としてしまいました。

「熱が出ておかしいとは思ってたけど、まさかガンだなんて・・・」

しかも第Ⅲ期で、医師の説明によると、かなり進行しているとのことでした。

手術が成功したとしても、普通に食事したり、話したりできなくなるといいます。

夫は、自分の身に起こった現実を静かに受けとめているようでしたが、私はパニック状態でした。

つい最悪のことを考えて、目の前が真っ暗になりました。

夫が行きたがっていた幸福の科学へ

夫は会社に病状を連絡したあと、落ち着いた様子で私に話しかけてきました。

「僕が、以前から幸福の科学の本を読んでるのは知っているよね。この機会に支部に行って、入会したいんだ」

一瞬、私は戸惑いました。

これまで、「宗教って変な人の集まりだ」というイメージが強くあり、10年間、反対し続けていたからです。

「なんでこんな本ばっかり読むの!」
「読みたいんだから、いいじゃないか!」

こうした口ゲンカもたびたびでした。

家で幸福の科学の本や雑誌を見つけると、「私に内緒でまた・・・」と腹立たしくてなりませんでした。

しかし、この期に及んで反対するのは、いくらなんでも忍びない気持ちでした。それに、夫のことを分かりたいという思いもあります。

「おとうさんがそうしたいのなら、反対しません。そのかわり、私も幸福の科学についていってもいいですか?」

「・・・そうか。ありがとう」

ガンは食べ物に原因があると思っていたけれど

数日後、近くの幸福の科学の支部を訪ねてみました。

扉を開けると、思いのほか静かな空間が広がっていました。

「どうされましたか?」

緊張気味の私たちに、支部長が優しくお話ししてくださいました。

誠実そうな人で、ホッと一安心しました。

「Mさん、毎日の心の状態が病気を作ったり、引き寄せたりもするんです。病気は心が深く関係しているんですよ」

支部長のお話は、とても新鮮でした。

心に葛藤があったり、悲観的な考え方をしているとガンになりやすいので、心の点検をしてみたらどうかというのです。

私は“ガンは食べ物に原因がある”と、ずっと思い込んでいました。

だから食材は必ず厳選して、無添加にこだわってきました。ガンにならないというサプリメントまで夫婦で飲んでいたぐらいです。

「それなのに、どうしてガンになったの?」と疑問に思っていました。

支部長のお話は正しいことのような気がして、私もここで学んでみようかなと思いました。

「あのー、私も夫と一緒に入ってもいいですか?」

ポカンとした夫の顔。ムリもありません。ずっと反対していたのですから・・・。

その日、夫と共に、私は幸福の科学に入信しました。

総本山に参拝して舌の腫れがひきはじめた

こうして幸福の科学に入った私は、夫が入院するまでの1週間、二人で毎日のように支部に通いました。

先輩信者のみなさんとおしゃべりしたり、信仰のお話を聞いたりして過ごしました。

そして夫の願いで、宇都宮にある総本山・正心館に初参拝しました。

礼拝室でお祈りを捧げると、全身があたたかいもので包まれるようでした。

「これからは、仏への信仰をもとにして人生を送れるんだな」

夫は心から安堵した様子です。

そんななか、夫が「おやっ?」というような顔をしました。

「不思議だなぁ。体がポカポカして患部が癒えてくるんだよ。舌の腫れが少しずつ小さくなってきたみたいだ」

明らかに病状が違うそうです。

不思議なことがあるものだと思いました。

夫の病気は私の人生の問題集

いよいよ入院—。

まず放射線での治療をお願いしました。効果が見られない場合は手術を受ける約束でした。

病院まで高速バスを使って片道3時間かかります。私は仕事を辞めて、病院に通うことにしました。

顔を見ると、夫もホッとするようです。

放射線の副作用で体は苦しいはずですが、表情はとてもおだやかでした。

病室では幸福の科学の本を読み、大川隆法総裁の御法話テープやCDを聴いて過ごしています。

そんな夫の姿を見て、このとき初めて「私も読んでみようかな・・・」と、ふと思いました。

幸福の科学の書籍がぎっしり詰まっているわが家の本棚。しかし、私は本を開いたことがありませんでした。

私はそこから一冊ずつ取り出して、自宅や病院への行き帰りのバスの中で読むようになったのです。

あるとき、「人生は一冊の問題集」という言葉が目に飛び込んできました。

地上の人生では、その人に必要な問題が必ず与えられること。それを解かなければ魂の成長はないこと—。

ドキッとしました。

今の私の問題は夫の病気だと直感し、逃げてはならないとわかりました。

私もこの機会に、夫との関係をきちんと振り返ってみたいと思いました。

私が夫にしてあげられたことが思いつかない

支部で職員の方とお話ししている時、こんなアドバイスをいただきました。

「『与える愛』の反省をするといいですよ。ご主人から与えられたことと、ご主人に与えたことを比べてみてはどうですか」

愛の貸借対照表というのだそうです。家に帰って、さっそく書き出してみました。

私も子供も何不自由なく暮らしてきた・・・。この家を買えたのも夫が何十年も働いてくれてたから・・・。

見わたせば、コップ一つ、スリッパ一足、家の中にあるもの全部が、夫が健康で働いてくれていたおかげでした。

「すべて当たり前と思ってたけど、そうじゃなかったんだわ」

また、私はお稽古ごとが好きで次々に習っていました。どんなにお金がかかっても、私が外出しがちでも、夫は「あぁ、いいよ」と快く許してくれていました。

人間関係が苦手な私は、職場でなかなかうまくいかず、職場のグチを毎日毎日夫に浴びせていたのです。夫はいやな顔一つせずに、聞いてくれていました。

いままでどんなに恵まれていたことでしょう。結婚以来、夫が大らかな気持ちで私を包んでくれていたと分かったのです。

それなのに、私がしてあげたものは出てきません。

浮かぶのは、浪費癖のある私、グチばかり言っている私の姿でした。

「これじゃいけない!」と、涙がボロボロこぼれてきました。

きっと夫は、私にも、「人生は一冊の問題集」や「与える愛」などの教えを伝えたかったに違いありません。

けれども私は、10年間、まったく聞く耳を持ちませんでした。

夫の心情を理解することなく、反対してきた自分が情けなくなりました。

夫の抱えていた人生の問題集

「おとうさん、本当にありがとう。一生懸命に働いてくれたから、いまの生活があると感謝しています」

私の気持ちを伝えると、夫は「うん、うん・・・」と、照れくさそうに頷いています。

そして心から謝りました。

「それから・・・おとうさんの体調が悪くなったのは、私のせいかもしれない」

ところが夫の口から出てきたのは意外な言葉でした。

「いや、これは自分に与えられた問題集なんだから、心配しなくていいよ」

初めて支部を訪れた日から、何かもの思いにふけっているようだった夫。

ある時、ポツリと話してくれました。

「僕は・・・ずいぶん上司を非難してたんだ。『あんなやり方は違う』とか、『人間の心が分からない人だ』とかね」

そして、若い頃からの自分の批判癖について打ち明けてくれました。

プライドが高かった夫は、実力の乏しい目上の方を見ると、自分のほうができると批判していたのだそうです。

「・・・口からいつも出ていた以上、僕は心が病んでいたと思う。この傾向性を直すよう努力するよ」

夫の目がうるんでいました。

長年連れ添っていながら、夫婦でこんな話をしたことはありませんでした。

それからは、夫といろんなことを語り合うようになりました。

入院中、それぞれが反省の時を持った私たち。互いに人生をもう一度やり直そうと決意できたありがたい時間でした。

私たちは、幸福の科学に集えた喜びと感謝の気持ちを込めて、夫の「強力・病気平癒祈願」をお願いしました。

手術が必要なくなって退院

入院中、幸福の科学のみなさんには本当に支えていただきました。

「ご主人に読んでもらって」と病気治癒に関係した文章をコピーしてくださった方、お祈りをしてくださった方、遠くまでお見舞いにきてくださった方—。

ほかにも、心のこもったお手紙を何通もいただきました。

多くの愛に包まれて、私たちはどんなに心強かったことでしょう。

2カ月後、夫は無事、退院の運びとなりました。

主治医の先生は、「腫瘍がなくなってますよ。手術は必要なくなりました」と驚いていました。

あとは定期検診だけでいいと言われました。

1カ月の自宅療養の後、夫は元の職場に復帰できることに。

支部ではみなさんがあたたかい拍手で迎えてくださいました。

再び幸福の科学に集える喜びで、夫の顔は輝いていました。

「たとえこの身、不治の病におかされようとも」

しばらくして、夫は地域のまとめ役をさせていただくようになりました。

私も夫と共に、支部行事や精舎研修に参加するようになりました。

夫婦が同じ目線で、同じ方向に向かって歩むことの素晴らしさをかみしめる日々—。

映画「黄金の法」のなかにあった僧・天台智顗が「もしも、永遠の仏陀と共に生まれることが許されるのなら、たとえこの身、不治の病におかされようとも、生涯を感謝の念いで生き抜くであろう」という仏への熱い念いを語るシーンを観たときには、隣で夫が、ガンに罹った自分の姿と重ね合わせているのか、あふれる涙で頬が濡れていました。

私も胸が熱くなりました。

「仏が生まれている今の時代に一緒に生まれられて、私たち幸せよね」

「本当にそうだな・・・」

二人でしみじみ語り合いました。

ガンが完治し、定期検診も終わりに

ガン発覚からちょうど5年になります。定期検診から戻った夫から、うれしい知らせがありました。

「ガンは完治したそうだよ。もう検査に来なくていいと言われた」

感慨深げな夫。この5年間のいろいろな出来事を静かに振り返っているようでした。

二人で新しいスタートラインに立った—そんな気持ちでした。

いま私たちは喜びと希望でいっぱいです。

夫は仕事のかたわら、幸福の科学の活動や町内のお世話役をして、充実した毎日を送っています。

一方、私は、自宅を改装して無添加パンのお店を開いています。

私もこれからの人生を人のお役に立って生きたい・・・それには趣味のパン作りが活かせるのではと思ったからです。

最近はパンを仲立ちにして、人びとが集う場になっています。

コーラス、生け花、わらじ作り—趣味の会で使ってくださる方もいて、お店はワイワイガヤガヤ賑やかです。

もし入信していなかったら、このようなことは全然考えなかったと思います。

はじめは信仰に反対していた私。けれども夫の病気をきっかけに入信したことで、新しい人生を開くことができました。

病気が治ったことに加えて、信仰の素晴らしさや人のあたたかさなど、この体験を通して多くのものを与えていただいたと思っています。

人生は一冊の問題集—。

これからも夫婦で協力し合い、精進してまいります。

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Q.病気になるメカニズムとは?

A.「逃げ場」をつくるために、病気になろうとする想念が体の弱いところに病気をつくります。

病気を治す力は持てなくても、病気をつくる力はある!?

「信じる力によって病気が治る」ということは、それほど不思議なことではありません。人々は、「病気を治す力」はなかなか持てませんが、「病気をつくる力」なら、ほとんどの人が持っています。ガンを治す力は持てなくても、ガンをつくる力は、ほぼ全員が持っているのです。

無理をしたり、不養生をしたり、ものすごく感情を乱して破壊的な生き方をしたりすれば、おそらくガンができるはずです。

「体のなかにガン細胞をつくり出す」ということは、本当は難しいことです。そういう悪い方向のことならできるのですが、「ガンをなくす」という、良い方向については、なかなかできないわけです。

病気をつくることはできるのに、治せないというのは、おかしなことです。

病気を治せないのは、本当は、「病気を治す気がない」ということなのです。病気になると、自分の欲求不満や失望感、できないことの言い訳ができるわけです。

要するに、「病気になれば許される」ということです。

病気になるには「理由」がある

病気になるメカニズムとは

体の調子が悪くなり、病気になったときには、「自分の逃げ場をつくっていないか。病気に逃げ込む必要が自分にはあったのではないか」ということを、一度チェックしてみることが大事です。

表面意識では、自分が病気を求めていることが分からないのですが、病気ができていく過程を第三者の目で客観的に見ると、やはり、何らかの逃げ場を欲していることが分かります。

自分が不本意な生き方をしていたり、うまくいっていなかったり、挫折したりしている理由を説明するために、病気を必要としているのです。

それから、勤勉で、休みを取れないタイプの人も、自分で病気をつくることがあります。

どうしても休むことができないタイプの人、自分が休みを取ることを許せないタイプの人は、病気にでもならないと休めません。

そのため、体のほうが病気をつくり、「休みなさい」ということを教えてくれるわけです。

潜在意識が、実は休みを欲していて、それで病気ができてくることもあるのです。

したがって、自分の病気を客観的に眺めてみて、「なぜ、自分はこんな病気になったのだろうか」ということを考えてみる必要があります。

病気を起こす想念が、「体の弱いところ」を決壊させる

それは、ちょうど、川が氾濫するときに、堤防の弱いところが決壊するのと同じです。

川の水が増水すると、堤防の薄いところや低いところなど、弱い部分が決壊して水が流れ出しますが、それと同じように、病気を起こす想念が出てくると、体の弱いところを探して、そこを“決壊”させようとするのです。

そのようにして、弱いところから病気が出てくるわけですが、その部分を治しても、また次の弱い部分に出てきたりするので、川の氾濫を止める場合と同様に、根本原因のところを直していく必要があります。

参考文献:『超・絶対健康法』

人はなぜ生まれてくるのか。人は死んだらどこに行くのか。
こうした根源的な問いに答えることこそ、宗教の大きな使命であると幸福の科学は考えます。
霊的な真実を知ることで、人生は大きく変わります。このサイトでは様々なテーマで霊的真実をお伝えしています。

Q.病気を治す心の持ち方とは?

A.「反省の心」と「感謝の心」を持つことです。

体は日々つくり変わっている

まずは自分自身の自己認識から変えなければいけません。自分の体について、「車の車体」のような自己認識を持っていて、「外側の金属板と、内側の機械の集まりで出来ている」というように考えている場合、基本的には、「故障があったら、その部分を取り替える以外に治す方法はない」という考えになるでしょう。しかし、そういうものではないわけです。自分自身の体、要するに、“車体”と見えしものも、実は、毎日毎日変化して、どんどん新しい材料が注入されては、古いものが淘汰され、つくり変えられながら動いているものなのです。そういう認識を持つことによって、心のなかに強い方向性を与えると、自分の体をつくり変えていくことができるのです。

「自己弁護」ではなく、感謝の心を

ところが、「自分の心の方向性が、今、一定の悪い“鋳型”をつくろうとしている」ということを、自分では、なかなか気がつかないことが多いのです。そう簡単に、鏡に映ったようには、自分を見ることはできません。「自分の心が歪んでいる」「自分の生き方に歪みがある」ということは、簡単には分からないのが現実です。そのために、「反省の心」を持つこと、それから「感謝の心」を持つことが大事なのです。病気になる人は、たいてい、自己弁護というか、自己保存や自己防衛の気持ちが意外に強いのですが、自己防衛の気持ちが強いにもかかわらず病気になります。要するに、病気になる人には、「自分は何も悪くないのだ」というように煙幕を張って自分を守っている方が、わりに多いのです。それから、全体的に見れば、「ほかの人が悪いのだ」「あれが悪いのだ」と、人を責めたり、いろいろなところを責めたりしていることが非常に多いでしょう。基本的には、そういう方向が多いので、やはり、まず、「感謝の心」や「反省の心」を持つことが大事です。

自らを改め、人のことを思いやる

【確定】ヒーリング・病気

自らに間違いがあれば、毎日少しずつでもよいので、反省して、改めていこうとする気持ちを持つこと。いろいろな人に対して、不平不満や愚痴が湧いてくるでしょうが、感謝すべきところはないかどうか、一つひとつ思い出し、そうしたものがあれば感謝すること。そして、感謝の気持ちを、言葉に出して言うこと。さらに、自分中心に考えるのではなくて、他の人が困っていたら、「自分にできることはないかどうか」、あるいは、「その人の悩みを聞いてあげることができないかどうか」を考えること。例えば、自分は「手が悪い」けれども、相手は「足が悪い」という場合、手の悪い人が足の悪い人の相談を受けることはできるかもしれません。それと同じようなもので、人の苦しみや悲しみを理解し、和らげてあげるということも大事なことでしょう。
「愛の心」「報恩の心」「感謝の心」を実際の行動に移して表していくことで、本当に「心の鋳型」そのものを変えていくことができるようになります。

「自己中心的」とは正反対の自分になる

病院へ行けば分かると思いますが、病人というのは、だいたい、自己中心的な方が多いでしょう。いつも、「あそこが痛い。ここが痛い」と言っていますし、医師や看護師、家族等への不満や仕事に対する心残りなど、いろいろなものがあるはずです。どんなによい人でも、病気になると、だいたい、自己中心的になるでしょう。しかし、病気にならないためには、そういう自己中心的な考え方になっていくのとは正反対の自己像を心に描き、「そのようになろう」と思ってください。そして、一時に治らなくとも、「少しずつ少しずつ、自分はよい方向へ変わっていこうとしているのだ」という気持ちを持ち続けることが大事です。病気に対しても、「今日までよく頑張ってくれたな。ありがとう。これから、あと何年、何十年かの付き合いがあるけれども、少しでもよくなったら、まだ世の中のためになることができるような気がするし、家族にも、少しはお返しができる。だから、毎日、少しずつよくなろうね」と話しかけていくぐらいの気持ちを持つことが大事なのです。
実は、そうすることで、自分の潜在意識に、「考え方」を植え込んでいるのです。そのためには、「パターン化」をしなければいけないので、毎日、同じように潜在意識のなかに植え込んでいくことが必要です。

参考文献:『ザ・ヒーリングパワー』

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